すごい久しぶりに敬体(ですます調)で書いていた『そらねこ くるる』。今日書き終えました。ボリュームは13000文字くらいです。敬体で書いてますけど、童話と言う訳ではありません。ジャンルはその他ですけどね。
主人公は10歳の女の子と猫なので、児童文学に近いのかな。ただ、割と難しい言いまわしとかも入れています。入れたかったんですよー。私の作風ですな。
この作品はまず一気に全文を書いてから各話ごとに分割していきました。これがいいかなと思ったんですけど、区切りで悩みましたね。エピソードで分けるか、それとも文字数で分けるか。結局文字数で分けちゃったんですけど、エピソードごとに分けた方が良かったのかも。
敬体で書いているので、当然三人称です。ナレーションツッコミもいくつか入っています。このナレツッコミ、筆が乗るとつい書いちゃうんですよねー。苦手な人がいたらごめんなさい。ナレツッコミ好きなんです。
あらすじは、主人公のさきが流れ星に願いをかけたら、その願いがかなってしまったと言うところから始まります。しかし、そこにはちょっとした秘密があって――。と言う感じですね。タイトルの『そらねこ』に謎のヒントがあります。ま、大した伏線ではありませんけどね。
この話はある日唐突に『そらねこ くるる』と言う言葉が頭に浮かんできた事から始まりました。このタイトルに相応しい物語はなんだろうと言うところから、イメージを広げていったんです。
プロットは割とすぐに出来たのですけど、どう言う風に書き出せばいいのか思いつかずにしばらく放置していたんですよね。やっとそれを完全文章化出来て、今は胸のつかえが取れた気分です。
この作品、書き終わって分割した後で改めて読み直したら、あんまり面白くない事が判明しました。話の起伏が弱いのですよね。もしかしたらよくある『自作面白いのか分からなくなった病』なのかも知れません。ですけど、公開までにしっかり推敲して、出来るだけいい感じにチューニングしていきたいところ。
この作品の公開はハロウィン短編を全話公開した後を予定しています。
と言う訳で、明日からはハロウィン短編の『からかい好きなジャック』の公開をハロウィン自主企画と同時に始めます。こっちはちょっと自信作ですよ。ぜひ楽しみにしていてくださいね。クックックック……。