今から書いていくのは拙作『空から落ちてきた物語 天使編』のあとがきになります。こちらの作品ですね。
空から落ちてきた物語 天使編
https://kakuyomu.jp/works/16816927863099541392 えっと、普段は作品の最後にくっつけているあとがきなのですけど、この空から落ちてきた物語シリーズは全5話と言う形が美しいので、あとがきは近況ノートに書いておきますね。
で、空から落ちてきた物語ですけど、ラピュタはロマンでしょう? だからそう言う話が書きたかったんですね。で、誰かが書いたそう言う話も読みたかった。そこが発端になっています。つまりは自主企画ありきで書き始めました。
最初はそう言う自主企画があったら作品を書いて参加しようと思っていたのですが、一向にこれがテーマの自主企画が立ち上がりません。なので自分が作ったのです。
さて、そろそろ天使編の方のあとがきに行きますか。このシリーズ、最終的に10作思いついたのですけど、一番最初に思いついたのがこの天使編。なので、ベタにベタを重ねて誰もが予想出来ような普通の展開の話になりました。どんでん返しはありません。残虐シーンも暴力シーンもありません。誰もが安心して楽しめる低刺激な作品となっております。
場面によっては伏線っぽい匂わせをしたりもしていますけど、別に悪魔を語らせても悪魔は出てきませんし、天界から落ちた理由もごまかしたままです。話の展開に必要だったから語っただけで、それを追求する物語ではありませんので。
ちなみに、設定上もフェリエルが天上界から落ちた理由とか考えていないんですよ。あはは。
考えていないと言えば、主人公の名前も『炎堂タクト』ですからね。普通の人がこの名前のキャラを作ったら絶対炎系の能力者にするでしょう。でもただの人間なんだなぁ。ある意味肩透かしでごめんなさい。
両親も描写が面倒ので海外に飛ばしちゃいましたけど、何の仕事なのか考えていないと言う……すごく適当です。短編だしねえ。多分2人共科学者で、海外の環境で研究とかをしているんじゃないかな。
天使編は天使が空から落ちてきて、また空に帰るまでの物語です。それ以上でもそれ以下でもありません。天使編以降は変な話が続くので、だからこそシリーズの一作目は普通の話にしたかったんですね。楽しんでくださったなら何よりです。
ちなみに構想した10作を全部書けるかどうかは分かりませんけど、2作目のプロットは書けました。せめてこの作品は書き上げたいところです。次は人魚編。よろしければ、楽しみにしてくださると幸いです。