所謂異世界転生モノは以前から純粋なファンタジーとは違うぞー的な意見が多かったですよね。ジャガイモ警察が大きな話題になる以前から。そんな違和感に対して中々面白い考察があったので、今回はそれを軽く紹介したいと思います。
それが今回のタイトル、異世界転生モノは時代劇だった?! 説。
この説はぼけ~っとツイッターのTLを見ていたらしれ~っと流れていったつぶやきのひとつでした。軽く目を通したところ、なるほどな~って思ったので今回はそれをネタにしたいと思います。
そのつぶやきによるとですねえ――。
・宗教の戒律が厳しくない
・身分差はあっても庶民と貴族が普通に会話している
・街の中は案外清潔
・チートで生み出された発明品をあっさり喜んで受け入れる
これらの描写がまんま江戸時代だと言うのですよ。江戸時代であり、時代劇の江戸のイメージですわな。やはり日本人には時代劇の血が脈々と流れているッ!
日本人が思いつく日本人受けの良い世界観と言う事になると、雰囲気的にそう言う感じになっちゃうのかな。って言うか、そう言う世界観しか作者の中にないのでしょうね。
そもそもが和製RPGのゲーム世界がベースになっているのがナーロッパです。リアルヨーロッパ中世の事情とか知らない人が多いのでしょう。知ろうともしていないし、合わせようと思ってもいない。その結果が色々と作者に都合の良いナーロッパなのですなあ。
私もリアルな中世ヨーローッパの社会情勢だとか全然知りませんし、敢えて調べようなんて思いませんもん。攻撃魔法の概念とか普通にゲームが元ネタですもんね。リアル魔術をベースにしたら、もっと地味なものになるはずです。それじゃあまず受けませんわな(汗)。
ガワだけ中世ヨーロッパなら、ガワも江戸時代っぽい世界での冒険も舞台としては面白そうですけどね。ぽいだけで江戸時代ではないんですよ。まぁそう言うラノベも既にあるのでしょうけどね。