私がよく読んでいるエッセイにすごく内容がないものがあります。内容がないからかる~く読めるんですよね。心の中がふわっと軽くなって、何気ない日々を愛しく感じる。そう言う需要もね、あると思うんですよ。
先日は突出する事が大事とか書きました。多分ヒットする作品って、そう言うのが大事なんです。ただ、需要で言えば、何に個性もないような、何の内容もないような作品にだって需要はあるのかなと思ったり思わなかったり。
例えばね、すごく下手っぴな作品にだって役割があると思うんですよボカァ。だって、投稿されている作品が全てプロ以上のクオリティの高いサイトがあったとして、あなたは投稿出来ますか? 多分出来ない人がほとんどだと思います。敷居が高いですよね。
そこに下手っぴな作品が投稿されていると、あ、ここは自分が投稿してもいい場所なんだって思える。で、結果的にサイトが賑わいます。ただ、下手っぴ作品ばかりが集まっても、逆に上手い人は敬遠しちゃうだろうから、要はバランスの話なのですけど。
つまり、何が読まれるかは書いてみないと分かんないと。内容がないのが逆にいいって場合もあると。完全につまらないのは流石に誰も読まないかも知れませんけど、ある程度読めるならね、今は読まれなくてもいつか誰かに発見されるかも知れない。可能性はある。あるはずです。
ただ、カクヨムはPVがシビアだからそれで淋しい気持ちの人は多い気はします。そんな時はPVが一桁でも嬉しい気持ちを忘れずにいればいいんじゃないかな。初めてカクヨムに作品を投稿したあの時の気持ちを思い出そう、みたいな。
PVが0の人はドンマイですよっ。私も0が並んでいますっ! 同志っ!(ガッチリと熱い握手)。