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童話はやっぱり三人称かな?

 昨日はおばけちゃんと言う話を書きましたけど、一人称にしてしまったために何だかふわふわとした感じの文体になってしまったような気がします。難しいですね、対象年齢の幼い話での一人称って。

 思えば昔話とか、大抵三人称の話だったような気がします。一人称の昔話はちょっと思いつきません。その流れで、童話もまた基本は三人称なのでしょう。三人称の方が書きやすい気がします。

 おばけちゃんはそのタイトルからも分かる通り、童話に属するようなお話です。だからこそ三人称にするべきでしたね。きっとその方がスッキリしたような気がします。勿論それは私の力が足りないだけの話なのですけど。上手い人ならきっと一人称童話もきっちり書いてしまえるものと思います。

 おばけちゃんプロジェクトは、その前の日のプロットと合わせて、このプロットでこんな作品が出来ましたよって言う、ある意味創作論めいた実験だったりしました。最近の私はああ言う感じで作品を書いております。何かの参考になった人が1人でもいたらいいな。まぁ、ただの自己満足なのですけどね。

 ちなみに私は物語を序盤から考えて書いています。こう言う話にしたいなと言う構想はあっても、展開次第ではそのテーマに辿り着けません。
 おばけちゃんの場合はおばけちゃんと見えるちゃんが仲良くなる以外の展開は成り行き任せでした。まさか見えるちゃんが浄霊能力者だとは、そのシーンのプロットを書くまで自分でも分からなかったのです。結果として、物語は訳の分からん終わり方に……(汗)。
 でもまぁ、そう言うのも創作の醍醐味ですよね!

2件のコメント

  • 童話で一人称は、幼児の読者が「なり切れる」というか、最初から感情移入できる仕掛けがないと難しい気がしますね。小学生以上だとそれなりのバックボーンができてくるので「そんなもん」的な捉え方もしてもらえますが、それでも絵本的な「補助」があってようやく成り立つところがあったり。

    クラムボンとか、大人になっても意味不明なもの(だがそれがいい)もありますけど。
  • 叶良辰さん こんばんは☆彡

    なるほどなるほど。感情移入させる仕組みですね。_φ(・_・
    やはりジャンルで言う児童文学レベル以上になってから一人称と言うのが無難かもですね。

    クラムボン、ああ言う作品って憧れます。宮沢賢治はやっぱり偉大だなぁ。
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