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辛口は夏井いつき先生を参考に

 皆さんは夏井いつき先生をご存知でしょうか。プレバトとかを見ていたら御存知の方もいらっしゃるかと思います。大変に辛口の俳句の先生ですよね。私は先生の地元の人なので、地元の人しか知らない頃から知っております。地元のラジオで俳句の番組をしていますからね。
 そんな先生がまさか全国区の番組に出るようになるとは思っていませんでした。

 先生の作風(?)はご存知の通り辛口の俳句批評ですけど、ただ問題点をボロクソに指摘して終わりではありません。その作品に対して、こうすればいい感じになると、必ず模範解答を教えてくれるんです。これね、大事な事だと思うんですね。

 腐すのは誰でも出来るんです。趣味に合わなかった、生理的に無理だった、でもいいのですから。ただそこからこうしたら良くなるよって改善点を明示出来るかどうかですよね。

 勿論その意見も独りよがりなものかも知れません。ただ、どこどこが悪い、どこどこが良くないと言うだけの指摘より、何故そう思ったか、こうすれば良かったんじゃないか、と言う意見があると、その作品を今後どうしていけばいいかのヒントくらいにはなると思うんです。

 人によっては回答はその人が出すもので余計に情報は与えない方がいいって考えの人もいます。それも一理あると思うのですが、こう言う道もあるよってアドバイスをする事で自分の進む方向に気付く場合もあります。自力で歩けるならヒントはいらないかもですが、迷走する人には目標地点を見せる事もアリだと思うんですよね。

2件のコメント

  • はじめまして、失礼します。

    そうそう、そうなの、と膝を打ったので書き込ませていただきます。
    そうなんですよね、夏井先生の批評は見ていて快い批評だなあ、と思います。
    適当にぶった斬っているようでいて、きちんと理屈だって改善点を指摘してくれています。
    夏井先生が繰り返し仰られることは、5・7・5の短いセンテンスにいかに意趣を凝らせるか、ということだと思うのですが、これは小説を書くときにもとても参考になる考えだと思っていて、わたしは推敲するときに頭の中の夏井先生にご指導いただくようにしています。
    説明不足のときは「ここはこういう意味なんですか?じゃあちゃんとそう書きましょうよ~!読んでる人にはわかりません!」とか、ちょっと手を抜いた表現でもしようものなら「陳腐ですね~、凡人の方よくやられるんですよこういう表現」とか、ぴしぴしやっつけてくれます(笑)オススメです。
  • myzさん こちらこそはじめまして こんばんは☆彡

    頭の中の夏井先生! いいですね。もうしっかりキャラが息づいていらっしゃる。そのセリフもすごく先生らしくて、思わず喋っている先生のイメージが頭に思い浮かんできました。

    俳句の考えが小説の執筆に応用出来るだなんて目からウロコです。私も心の中に夏井先生をお招きして、しっかりと指導を受けたいと思います。
    ナイスな推敲方法を教えてくださり有難うございます。
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