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取材をしない大物先生

 今朝ガラスの仮面の作者の美内すずえ先生インタビューがネット記事に上がっていたので読んでみたのですが、先生は17歳の時に描いた演劇ネタの作品の評判が良かったのでガラスの仮面を描き始めたのだそうです。

 私がこのインタビュー記事を読んで一番衝撃を受けたのは先生はこの作品を書くにあたって舞台裏の取材をしなかったと言うものです。取材をしてしまうと現実に引っ張られて自由な発想が出来なくなるからだそうです。

 よく創作論を読むと取材が大事とかよく書かれています。小説と漫画で違う部分もあると思いますが、リアルを追求し過ぎて小ぶりな作品になるくらいなら、ハッタリをかましてでも面白い作品を目指すと言う方向性もあるのかなと思いました。

 だから別に異世界ファンタジーでジャガイモが採れたって別にいいと思うんですよ。モンスターが出るような架空の世界なんですから!

 ま、いくらファンタジーだからって荒唐無稽過ぎてもいけない気はしますけどね。その世界観内でしっかり整合性が取れていれば良しって事で。

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