物語のなかで「伝える」ことって、いろんな姿をとるのだなあと考えました。
口頭伝承、書状、モノ、符号、符牒……。あるいはブラフや囮として、むしろ真実を隠すために用いられることも。
もし整理するとしたら、
有利な話/不利な話
味方に向けたもの/相手に漏れたもの
で四通り。もっとシンプルに「新情報か、それとも漏らしたくない情報か」で分けると二通り。
……などと遊び半分に考察してみたのですが、実際のところ「お役目」としてバトンタッチされるモノは、どんなかたちだったのだろう? と想像が膨らみます。
第二話_あの蝶を追え!_三では、あえて深掘りせず、曖昧なままにしてますがお読みいただければ嬉しい限りです。