今は懐かしい記憶の中にある その光景を私達は見ていた。
それは 自宅からの近場 福岡の隣接
父や叔母たちと佐賀の観光地を廻り、楽しんだあの春の日々での出来事だった。
あの束の間、追憶と言える思い出の中、春の日々の中にある懐かしい光景
アマチュアのカメラマンでもある叔母たちは
カメラを忘れた事をとても、悔しがっていたのだ。
素晴らしく綺麗な風景なので、この時期になるとアマチュアカメラマンたちも
集まり、次々とカメラのシャッター音が響く、響かせていたのだった。
ひとしきり、夕焼けの中でその光景を見とれつつ眺め終えては
黄昏は 今度は夜の闇色の中へと色を染め変えてゆく
やがては集まっていた群衆、カメラマンたちも潮が引くように立ち去って消えていった。
肌に感じるのは夜風、さやさやと草木が揺れて
やや肌寒い夜風を感じ始めて車に戻る。
佐賀の武雄市にある古代の歴史武雄温泉に御船山楽園、唐津の呼子
長崎県も廻りながらの観光ドライブの途中で楽しんだ。
ハウステンボスにもよく訪れた 長崎の海、グラバー邸宅
唐津の山にある御稲荷さまだったか・・それに古墳の公園に 佐賀のファミレスに海辺などのレストラン
温泉にもゆるりと浸かった記憶
山間にあった沢山のツツジの花々の木々、その群生の公園
笑いながら談話を楽しみ、山道を叔母たちと歩く
牡丹の花々 あれは・・何処だったか?
茜の色に染まった段々畑、棚畑
既に父も居ない、叔母の一人も亡くなった。
病を得て、パーキンソン病の為に今度からは 私は歩行器の世話になる。
震えが増えて、両足だけでなく、左手の人差し指も途中までしか曲がらない
痺れに痛み・・壊れゆくもの、病には抗えず それよりも‥
財布の小銭を数えてみては 僅かばかりの豊かさも夢見てテレビで見る豪華な料理に
羨望をして・・それだけ
「宿の豪華盛り合わせ料理」「コマーシャルの放送、美味しそうだね ファミレスのお肉料理」
「悪夢のように出費・・日用品・・」ぼやいてみては、ため息一つ
ドライブでの心地よい風を感じる旅
もう、あり得ないだろうから・・・・
懐かしい優しい追憶の欠片
思い出の詰まった車も無く、今は昔の話である
市からの包括の障害者支援から来る
週に一度、明るく朗らかな訪問介護士のヘルパーさんか買い物
私は近隣での店など杖を使っての買い物など 明るいもう一人ヘルパーさんは一時間のお掃除などの世話事
それぞれ規定内の御仕事となる 私は電球などは自分一人では交換出来ない事も多い
ヘルパーさんはおもに年配者の世話事、介護もされているとの事
楽しい旅でのレストランの食事の味 あの日、空の青から紅色に染まった棚畑
青空の中にあった山の緑、プロペラの道 走りゆく道の車、風の爽快感・・
それは・・・
※絵は全然、関係ない分です^^;
二か月に一度の障害年金入ったら コンビニのご飯購入予定 うふ
今度 大きな賞にエントリー予定です 宜しくです
やや、お疲れ気味ですが 頑張ってます 本当はちょっと休もう・・