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  • 二次創作

小説現文

現在のセーブデータ綴った聖なる魔道書、人類が滅びようとしている今にも世界が闇に堕ちそうだというのに翻訳が難解に変貌を遂げた…それに奴には借りがある。貸しを作られたまま死なれるのは御免だからなオプティマを載せ、そして…世界は一度滅びたのです。
(今回書いた小説、いつにもまして翻訳が難解になったので訳を載せます。)

「サバンナガールズ!?」

会場ではみんなが驚いていた。
お母さん……いや、シロナガスクジラの突然の宣言。
ペパプともう一つのアイドルユニット「サバンナガールズ」を作り、対決させること。

さて、どんなチームにもリーダーは必要です。
ペパプのリーダーはプリンセス。なら、サバンナガールズのリーダーは誰だろう…?
皆がかたずをのむ中、司会は明るいテンションでその名前を告げました。

「リーダーはサーバルキャットのサーサバルです!」

視界の言葉にみんなが驚きました。
サバンナ地方の明るく元気なトラブルメーカー、サーバル。
そしてペパプだけでなくみんなの視線がサーバルに注がれます。
サーバルは、突然のリーダー宣言に驚いて、困惑しているのでしょうか

「ええっ!?私がリーダー?やったぁ!」

驚いて、飛び上がって喜んでいた。
元気なサーバルはこんな状況にも喜んでいるようです。

「サーバルちゃん大丈夫?」
「うん、私アイドルやってみたかったんだ!ねぇ、お母さん他には!?」

オカピは心配そうに尋ねますが、サーバルはなにやら自信があるのかやる気満々でした。
早速お母さん…シロナガスクジラにどうすればいいか尋ねています。

「メンバーは貴方が決めなさい」
「ええっ」
「ステキなメンバーを貴方がスカウトするのです!いいですね!」

お母さんは念を押すように告げる。
突然にもほどがあるが、サーバルはへこたれる様子もなく、元気良くうなずきました。

「うん!それじゃあ、二人目のメンバーは……オカピちゃん!」
「ええっ私がアイドルなんてそんな…」

今度はみんなの視線がオカピに注がれます。
ペパプにまで視られてオカピは顔を真っ赤になりました。
生まれたばかりでみんなとしりあったばかりなのに、アイドルをやるだなんて…。
もういっぱいいっぱいと言う感じでした。

「ぴったりじゃない!だってオカピちゃんのまたの名は森の貴婦人!」

そう言われればオカピも悪い気はしません。
自分もサーバルほどではありませんが、ペパプを見てアイドルにきょうみをもっていたのです。
ちょっと照れて頭をかくと、それを見てサーバルはオカピがやる気を出したと思いました。

「ふたりならやれるよ、大丈夫私たちサバンナスーパーガールズ!」
「 PPPの歌みて思ったの♪私アイドルになりたいの」
「サバンナ仕込みの♪ポーズ決めればケモノたちみんな大騒ぎ ニャッ!」

招き猫グーのポーズをしながら、可愛らしくこちらを向くサーバル。
とても可愛らしいが、我に返ったオカピは手を腰に当てて困り顔。

「サーバルちゃんは楽天家♪謎の自信が羨ましい」
「なんで自信ないの♪」
「あるわけないでしょ」
「こんなに元気なのに」
「元気は関係ないでしょ?」

にこにこと尋ねるサーバルに、ぷいと後ろを向いてしまうオカピ。
だが、元気なサーバルはこんなことでへこたれません。

「キリンなの?シマウマなの?どっちでもないのがオカピ♪中途半端なとこが魅力的♪ああ、食べちゃいたい♪」
「食べないで♪」

にじりよるサーバルに、思わず後ずさりするオカピ。
だが、だんだんとサーバルに言われて少しずつできるような気がしました。

「食べないよ♪ ああ、 だって私たちともだちだかーらー!」
「やろうオカピちゃん、一緒にメンバーを探して、歌を歌おう」
「サーバルちゃん……」
「ふたりならやれるよ、大丈夫私たちサバンナスーパーガールズ!」

いつの間にか二人で歌い、そしてポーズを取っていました。
なんだか、とてもアイドルみたいだ。
歓声が上がり、中には、素敵よー!と言う声もちらほら。

サーバルとオカピはやがてメンバーを五人そろえ、ペパプとアイドル勝負をしたり、
どったんばったん大騒ぎするのですが、それはまた別のお話。

「サーバルちゃん、大丈夫?知り合いなの」

かばんの声に、サーバルは我に返った。
いつの間にかオカピと見つめ合っていたのだ。

「ううん、大丈夫。私はサーバルオカピちゃん、よろしくね」
「かばんです…よろしくお願いします」
「2人ともよろしくゾっと♪ジャングルちほうも楽しんでいってねー」

2人と1人はそう言って笑顔であいさつしました。
彼女たちはフレンズ、昔の友達でも今あったばかりの友達でも、きっと仲良くできるはずです。

おしまい

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