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分岐点

よくよく考えたら、セネカと主人公の対話は、ドミティウスの分岐点だった。
どちらが正しいとは言えないのが難しいところです。


主人公不在でセネカと対話しない→ネロは主人公に苛立ち、不信感を持ったまま→婚約破棄。ヒロインルートへ。
こちらが本来主人公が望んでいるルートでした。

ネロの前でセネカと対話する→ヤンデレルートが開放。あと、いくつかのイベントをこなすと、ヤンデレエンドにたどり着きます。


子どもっていろんな可能性の塊じゃないですか。
だからドミティウスだって、この二人以外の人間が身近にいれば、どんなキャラにでもなれたと思います。
ただ、ドミティウスは、物質的には一般人より遥かに恵まれていたにも関わらず、精神的な面では満たされていなかった。
両親はドミティウスにとっての親というよりも、国を背負っている王族であった。
周囲にいるのは使用人で、庇護する立場でも、対等な立場でもない。
貴族の子息たちは親からの言い含めによって、友人面をしている。

二回しか会ってない主人公に絆されるドミティウスがチョロいというよりも、溺れるものは藁にもすがるというか、心が弱ってる時優しくされたら、信用してしまうよね…。

セネカは、今回はドミティウスが主人公寄りになっただけで、ドミティウスにとってはセネカは重要人物であり、今出ているキャラの中では唯一信頼を置ける人物です。


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