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始まりはセオさん

こんにちは。
 今日から7月ですね。暑い…

 早いものでカクヨム登録一周年からもう1ヶ月過ぎてしまいました。
 あれから溜まりに溜まった未読作品を無心で読み進めてきたんですけど、漸くひと息つけそうな感じになってきたので、あの時残せなかった分をまたぼちぼち喋っていこうかな なんて考えてます。
 
 書きたいことはたくさんあるんですけど、もう前回のやつで結構懲りたんでですね。軽くさらっと。笑
 思い出話し程度に記録と記憶まとめて喋っていこうと思います。



 というわけでまずはカクヨムライフ始まりのきっかけになった作品の紹介からしますね。


 カクヨムライフの始まり──
 それはセオさんの『Des Etudes (エチュード)』をネット検索で見つけた時からでした。
 この時はまだカクヨムの存在自体知らなくて、「百合小説」で検索をかけた時に一番上にヒットしたのがセオさんの『エチュード』だったと思います。

 ここでちょっと話しが逸れちゃって申し訳ないんですけど、実はわたし、この小説を読む前までのおよそ二年間、ネットもテレビも完全にシャットアウトしてた時期があるんですよね。
 三年前に左目失明しちゃって…
 その時お医者様から「右目もかなり危険な状態です」って言われたのがすごくショックで、完全に失明しちゃうのが怖くて極力目に負担をかけないようにスマホも封印してました。
 
 それから二年間、右目の治療に専念し続けて漸くお医者様から「うん、もう大丈夫かな?」って言われたのが去年の5月末。
 その時はとにかくもう嬉しくて嬉しくて、二年ぶりにスマホも解禁して初めて検索したのがずっと読みたかった「百合小説」。そして初めて読んだのがセオさんの『Des Etudes(エチュード)』「Sugary Walk」だったわけです。

 なんてこんな風に書くとすごく運命的な出会いみたいでちょっと恥ずかしいですけど、ほんとにセオさんのお話しはすごく印象的でいつまでも心の中に残っていて、ずっと忘れられずにいました。
 同性に惹かれてしまった戸惑いや、それを認めることの恐怖。そして拒絶してしまった後悔。
 揺れ動く主人公の心情がとても生々しく描かれていて、惹き付けられずにはいられませんでした。
 胸がきゅんと締めつけられるような切なさと、甘酸っぱさが魅力の生まれて初めて読む大人百合。
 しばらくしてカクヨム登録したあとにこの作品を見つけた時は、ほんとに飛び上がるほど嬉しかったです。
 

 と、まあ、これがわたしとカクヨムとの運命の出会い。
 なんてロマンチックなことちょっと言ってみたいだけなのですけどね。でもこれはほんとにほんとな嘘偽り無い話し。



 それでは、長くなりましたので他のお話しはまた別のノートで。

 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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