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コミティアで小説を持ち込みした話

コミティア会場内にある「出張マンガ編集部」に原稿を持ち込みしてきました。
まず、私の不勉強によりご不快な思いをするかもしれないので、コミティアの世界観や求められる作家のジャンル、スキルについてあまり理解をしていない人がほぼ下調べ無しでご助言を頂きに伺ったという話であること、ご理解のうえ自衛をお願いいたします。

持参したのは4月に応募した一般小説の、BLというかそれ未満、しかしブロマンスというには少し珍味という作品でした。
分量は3万字くらい、Wordで24Pの持ち込みです。

1社目で伺ったところは、まだこれからコミックス、文庫部門に注力される準備室の段階の会社さんで、持ち込み原稿は「社内に持ち帰って回し読みします」とのことでした。
ヒアリングでは、いつから創作を始めたのか、月に書く分量、年間に書く分量などをお話ししました。
コミックスの原作を作るのに興味があるかも質問されました。

2社目の編集さんのところはとても混んでいて、ブランドロゴも有名な大手さんでした。
待ち時間の間に奥で待機されていた方に声をかけていただき、「読み終わるまでお時間をいただきますが」とお断りをいただきつつ、その場で読んでいただきました。
目の前で編集の方が目を通していただいている間、すごく緊張しました。
褒めていただいたのは、登場人物の心情が良い意味で読みにくいこと、後半の兄の独白部分からの展開が引き込まれること、でした。
ただ、コミックスの原作を書く視点で言うと、描写が細かすぎて絵にするのは難しいので、表現は引き算にする、プロットや企画でストーリーを明確にする、などの指摘がありました。
すごく都合良く自分なりに解釈すると、やっていることは間違ってはいないが、ここのジャンルで活躍するには毛色がちがう、という感じでした。
漫画原作は面白いとは思うけれど、それが小説ではない別の形式になっていくのは自分のやりたいことではないかな、と思い勉強になりました。
一般文芸に応募する孤独な戦いは続きそうです。また頑張ります。

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