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ちょこまどの裏話「もうひとつの妖精の魔法」

いつも本作をお読みいただきありがとうございます!

フラウラの登場から最新話『ケット・シーの帰還』にいたるまでに登場した「妖精の魔法」についてですが、ずっと迷っていた設定があったのでこちらに書き納めます。

本編では妖精にしかできない魔法として書いていたのですが、構想段階では「妖精の命が対価として必要となる」という設定を加えていました。

妖精との繋がりがない人間と妖精との間に繋がりを作るには、そう簡単なものではないという前提を作ろうとしていました。

そこでオルフェンは永遠の如く長いの寿命の一部をフレイヤのために、フラウラは「猫の命は九つある」という言い伝えから、その一つをパルミラのために捧げるという描写をしていました。
(フラウラは猫ではなく猫の妖精なのですが、きっと猫も猫の妖精も性質がにているはず…!と信じて)

ただし書き進めているうちに、このことをフレイヤが知ると責任感の強い彼女はきっと一生をオルフェンに捧げてしまうのでは…?!と不安になったため、急遽設定を変えた次第です。

もしかしたらこのような設定が好きな方もいらっしゃるのではと信じて、こちらに裏話として投稿します。

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