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さて、今回はいよいよ最強の鎧兵器"スルト"の登場も近いこともあり、本作で今までに登場した鎧兵器についてのまとめを書こうと思います！
鎧兵器《ヤルングレイヴ》
古代アースガルズ文明の主力人型兵器。
また、古代アースガルズ文明が発見したエネルギーの源であるアースガルズ粒子(魔力)を人の身の限界を超えて運用するための装置でもある。
鎧兵器は、有人量産機《エインヘリヤル》、無人量産機《ヴァルキューレ》、固有の装備や能力を持つ特殊型鎧兵器の主に三種に分類される。
また、標準装備として、星系の炉心《アースガルズドライブ》、次元跳躍装置《ビフレスト》、収束・拡散アースガルズ粒子砲(魔力砲)やビームサーベルのような光剣武装《クラウソラス》、高精度のミサイルである誘導追尾弾《ゲイボルグ》、ビット兵器である端末型攻撃武装《ブリューナク》が搭載されている。
特殊型鎧兵器
量産機と異なり、標準装備以外にも固有の装備や能力を搭載している鎧兵器。
実は、その大半は、とある目的のために作られたものである。
特殊型鎧兵器一覧
"ティルヴィング"『必中魔力砲搭載鎧兵器』
ムスペル帝国十三家門のフルングニル伯爵家が所有する鎧兵器。
固有装備は"必中アースガルズ粒子砲"(必中魔力砲)。
概念レベルで確実に命中する砲撃を行うことができる。
"グラム"『可変式星間戦闘鎧兵器』
ムスペル帝国第二皇子シグルドの愛機。
固有能力は"形態変化"。
常に敵や戦況に合わせて最適な形態に変化して戦闘を行うことができる。
"ドラウプニル"『複製体生成装置搭載鎧兵器』
ドレイク空賊団船長ドレイクの機体。滅びた国ウドガルドが唯一所持していた特殊型鎧兵器。
固有装備は"複製体生成装置"。
操縦者すら完全に再現した複製体を生成することができる。
本編では、出力不足で六十四体しか生成できなかったが、本来の性能を発揮した場合には、本体を破壊しない限り無限に増殖し続けるというかなり無法な鎧兵器。
"ファフニール"『暴走戦闘鎧兵器』
"グラム"を破壊されたシグルドが、勝手に持ち出した機体。
固有の力として、炉心の『暴走』に長時間耐えられる耐久能力と自己修復能力を併せ持っている。
"ガラドヴォルグ"『次元掘削機搭載鎧兵器』
ムスペル帝国十三家門のガラール伯爵家が所有している鎧兵器。
固有装備は"次元掘削機"。
次元にさえ穴を開ける最強のドリル型兵器を装備している。
"ミストルティン"『特殊形状光剣武装創造鎧兵器』
ムスペル帝国十三家門のフレスベルク伯爵家が所有している鎧兵器。
固有能力は"光剣創造"。
鞭や触手のような光剣武装すら創り出すことができる。今後の活躍に期待。
"ギャラルホルン"『超次元情報通信網限定構築鎧兵器』
皇太子シグムンドの部下が乗る鎧兵器。
固有能力は"超次元ネットワークの構築"
ちなみに本編では艦隊旗艦の格納庫で待機したまま能力を使っていた。
今後の活躍に期待。
最上位鎧兵器
特殊型鎧兵器の中でも、特に強力な力を秘めた鎧兵器。
この異世界の神話に名前が出てくる程であり、"神の力"として崇められている鎧兵器も存在している。
"ロキ"『星間謀略戦闘鎧兵器』
ミズガル王家が所有していた鎧兵器。リンダ姫がフリッカに授けた。
固有能力は"情報操作"。
存在を隠蔽する"情報遮断装甲"と、敵に誤情報を与える"情報偽装操作機構の力で高度なステルス情報戦闘を行うことができる。
"ヘイムダル"『星間観測鎧兵器』
ムスペル帝国皇太子シグムンドの鎧兵器。
固有能力は"観測"。
あらゆる事象を観測することができる。
それが、未来であれ並行世界の事象であれ観測の例外ではない。
"フェンリル"『自己適応進化機構搭載鎧兵器』
ムスペル帝国十三家門筆頭アウルゲルミル公爵家が所有している鎧兵器。
固有能力は"進化"。
あらゆる事象を解析し、再現、適応、模倣を行い進化し続けることができる。
"スルト"『銀河間護衛戦闘鎧兵器』
いずれ、フリッカが乗ることになる"最強"の機体。
正統なるアースガルズ王家の末裔、アグナル家の人間が代々受け継いできた鎧兵器であり、この星で最高レベルの起動権と、アースガルズ王家の血を併せ持った者のみが起動することができる。
『星系の炉心』を遥かに凌駕する『銀河の炉心』を炉心としており、その戦闘能力は"フェンリル"が勝ち目がないため進化を拒絶するほどの力を秘めている。
フリッカが"スルト"に乗った時、タイトル回収と同時に正統派主人公？フリッカ・アースの物語は終わり、ラスボス系主人公フリッカ・アグナル・アースガルズの物語が始まってしまうでしょう……。