徹底的な簡素化が特徴であり、極力と曲面を減らして平面を多用し、小さな造船所でも建造できる。中華民国でも大量建造されている。
大量建造の代償として低速で非装甲な上に香箱と例えられる程に不格好だった。それでも、前期型から後期型まで百隻単位も建造される。貴重な強襲輸送艦となった。
一部は旧式砲や広角機銃など余剰品で武装する。敵潜水艦が浮上砲撃を仕掛ける際に手痛い反撃を与え、魚雷艇の接近時も護衛艦に頼らずと奮戦したが、被害は少なくなかった。
有名な話では魚雷貫通事件がある。非装甲どころかあまりにも薄い鉄板のため、米海軍潜水艦用魚雷の不良も加わり、被雷すれど起爆せずに突き刺さる事件が発生した。
これには回避の放棄が有効とまで言われる。