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九九式半自動小銃

三八式歩兵銃の火力不足問題に対して7.7mm口径への拡大を諦めた。代替案に同口径の半自動小銃を志向する。

チェコの試作品を輸入して複製を試みた。三八式実包(弱装)に変更することで負担を減じ、同時に銃身を切り詰めることで、総じて取り回しを改善している。

有効射程距離や精度など低下した面もあるが、南方地帯の戦闘では優秀と評価され、M1ガーランド半自動小銃のライバルとされた。

なお、重機関銃と規格が違う点は最後まで解決できなかった。7.7mm弾に統一するのか6.5mm弾を貫徹するのかは永遠の課題と残るだろう。

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