皆さんお元気でお過ごしでしょうか。
カクヨムコン残り一か月を切りましたが、小説家志望の方はおそらくカクヨムコンだけでなく各種公募に出されているかと思います。
自分はハヤカワSFコンテストに向けて作品を校正中なのですが、前前年の受賞作「スター・シェイカー」の巻末に載っていた選評を自分なりに分析して傾向を考察してみました。
これは自分用のメモでもあります。
・スケールはでかいほどいい(ベイリー的な宇宙を巻き込むくらいが望ましい、それが優秀賞と大賞の分かれ目となった)。
・エヴァ、攻殻機動隊の影響は避けた方がいい(おそらく選考委員はこういうのに食傷気味だと思われる)。
・現実世界への問いかけがなければSF足りえない。
・オリジナリティ、描写の必然性が求められる。
・とにかく『異常』な作品が求められる。
・多少の粗よりも想像力が大きい作品を重視する。
以上が選評を読んで自分なりに思ったことです。
もしハヤカワを目指す人がいれば、このあたりを指標にするといいと思われます。