みなさん、お久しぶりですm(_ _)m
「この日々にさよならを。」が、とうとう完結しました! 6月末に終わらせる予定だったんですけどね……笑
♡や☆、フォローが大きな支えとなり、完結させることができました。そして3000pv突破しました! 誠にありがとうございます✨✨
さて、この日々にさよならを。について、少々お話をしようと思います。
⚠まだ最終話を読んでいない方へ。
ネタバレが含まれておりますので、この先は読まないことを推奨します。
優は「幸せな夢を見ながら死ぬ薬」を飲んで、永遠の深い眠りにつきました。この最後に、賛否両論あるのでは……と思っています。
しかし、この結末は構想段階で大まかに決めていました。「この日々にさよならを。」とは、そういう意味です。……気持ち的には生かしたかったですが。
この結末で特に可哀想なのは(辛さに上も下もありませんが)、優の父親だと思っています。妻を亡くし、長男を亡くし、これ以上家族を失わないために優を殺し屋にした。しかし優を苦しめ結果的に失ってしまう。何をしても上手くいかないお父さんでした。
実は、ずっと考えていたことがありまして……。もし、優の過去が違うものだったら――という話です。
もし、母が事故に遭わなければ、父は殺し屋組織を作りません。さらに、兄がハンカチを探しに戻らなければ、通り魔に刺されることはありませんでした。この場合、優はとても幸せでしょう。
しかし、幸せなのは優だけです。
まず、響の場合。殺し屋組織という、本来の自分をさらけ出せる場所がありません。いつでもどこでも優等生として生きていくことになり、本編より悲惨な状況にあるのではないでしょうか。
次に、雫の場合。朱雀に出会わないので、恋をしません。さらに、優のクラスに転校してもクラスメイトに知り合い(と疑える相手)がいないので、周りと打ち解ける前に学校に行かなくなってしまうかもしれません。
ついでに、おそらく優と雫の間に恋愛感情は生まれません。
暗い話ばかりしていては、気分が悪いですね。話を変えましょう。
この日々にさよならを。が完結したので、次は小説賞に応募する作品を書きます。プロットまではできているので、あとは書くだけ……!
期限までに完成させられたら良いなと思っています。
児童書の小説賞なので、ダークな話にはなりません。エンターテイメントを目指して書きます。
投稿を始めたら、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m