この日々にさよならを。の中身がかなり危険だと考え始めました。
人の命を奪ったり、自ら命を絶ったりする……。
この物語を読んだ誰かが「人を殺してもいいんだ」とか「自殺してもいいんだ」と考えてしまったら……と思ってしまった。
もちろん、これは架空の話であって殺人や自殺を推奨するものではありません。むしろするなよ……と。
優くんの後悔も描写したし、響くんに自殺を止めさせたし、絶対に良くないことだと書いたはず。
それでも、影響を受ける人はいるのでは?
自分の小説は、カクヨムで伸びている小説のように大勢の方に読まれているわけではありませんが、ネット上に投稿しているので不特定多数の人の目に入る。
不特定多数の中に、現実が辛くて苦しくてたまらない人がいるかもしれない。
やはり危険な気がします。
念のため、最終話の終わりに「この物語は、殺人や自殺を推奨するものではありません。不安や悩みを抱えている場合は、誰かに相談しましょう。」と書いたほうがいいのでしょうか。
物語の余韻を消し去る文章だけど、創作する人間として、注意書きは大事にしなければならないとも思います。