現在メイン連載中は2本、「即死モブ」と「異世界左遷」。
即死モブは第四部でラスボスと対決して物語は一度大団円を迎えている。百万字、よく書いたなあ我ながら。読者のために物語を完結させるという責務は果たせてほっとしている。なのでその後の五部六部はまあ後日談として趣味で楽しく書いている。ここまで読んでくれた読者の方も、「みんなのその後」楽しみたいだろうしさ。
異世界左遷も、ずっと謎のまま残っていた三木本商事社長追い落とし陰謀黒幕の正体が明らかになって平が退治したのが第七部クライマックス。ここで物語が一段落してる。こっちは二百万字だよ。よく書いたなあアゲイン。んでまあ第八部は楽しく趣味で書いてる。
──とまあのんびり執筆状態になっている。これは継続する予定。
あと、来たるべきカクヨムコンテストには新作を投入する予定。ライトノベルなのかは自分でもわからないけど、今流行りのネオ時代劇寄り。江戸時代ファンタジーで、主人公が鼠小僧次郎吉や東洲斎写楽、平賀源内、謎の異国女奴隷なんかと、神宿る船でペルシャを目指すという。史実を調べて、まあこの連中なら同時期に動いていても不思議じゃあないというね。基本、冒険小説だけど、「マディソン郡の橋」的大人のビターな恋愛含みだ。
また短編部門にはエッセイを出すかもしれない(出さないかもしれない)。東日本大震災のとき、私はとある中堅出版社で、ニュース系ウェブサイトの編集長だった。そのとき、ニュースを配信する媒体と私になにが起こっていたかの実録。自分のブログで公開している奴のまとめだ。