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「夜の翼」裏設定をちょっとだけ――「グランデコ」編

テロリストの「グランデコ」という名称は、ヘンリー・ダーガーの小説「非現実の王国で」から借用している。ダーガーは小説家ではなく、精神障害を持つ清掃夫として一生を終えた男だ。

秘密のまま60年間書き続けられたこの一大長編は、彼が亡くなってから発見された。郵便夫シュバリエの建築「夢の王宮」に匹敵するアウトサイダー・アートとして有名。なんたって1万5000ページ以上あるし。


「非現実の王国」の正式名称は、「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語」。ここからグランデコという名前を拝借した。

この名称を頂いたのは、ゴロがいいとか名前が気に入っているとかではない。「夜の翼」設定に生かせば面白いと思ったからだ。

つまり――。


「夜の翼」世界の歴史の裏では、インセクツの盗掘遺物が流通しており、それによる精神感応によってダーガーは精神障害になった上でこの小説を書いたし「グランデコ」を登場させた。中国黒社会の悪党一派も同様な感応を受け、「グランデコ」という名称を用いた。

このへん、「実は中国の内戦は――」とか「ナチス迫害を逃れたユダヤ富豪が――」とかなんとか、当方の妄想はとどまることを知らず広がっているのだが、長くなるんで今日は書かない。気が向けば今度書いちゃうかもだけど、ネタバレ激しくなるんで、どうしようかな。。。。

6件のコメント

  • この壮大な発想が、現実とSFの見事な融合に繋がっているのですね!この記事を見つけて、ますます御作品「夜の翼」の世界観の深さに感じ入りました。近況ノートを遡って拝見してよかったです~( *´艸`)

    先ほどは07-4に書き込んだコメントへのご返信をありがとうございました。私が「技術研究本部」という名称で思い出したのは、まさに旧技術研究本部です。技本は2015年に装備調達関係の部署と統合し、現在は「防衛装備庁」という名称になっています。あ、でも、御作品は2025年を「作中の現在」としている物語ですので、架空組織として「技術研究本部」の名称を使っても全く問題ないと思いますです*^^*「装備庁」だと語感のイメージが精神世界とかけ離れてしまいますし。

    一度☆を入れてしまうと、その後は形になる応援をできないところがカクヨムさんのツライところです(T_T)ノベルコンの時につくづく感じたのですが、「夜の翼」はまさに社会人男性読者に受ける要素がてんこ盛りだと思います。もっともっと広まってほしいです~!!!
  • ありゃ、参考にした資料が古かったか。。。。

    防衛装備庁に変えようかなあ。。。でもおっしゃるように「技術研究本部」のが、文字面が話に合ってる気がするし。。。

    うーん。。。しばらく悩みます。

  • 現代モノや現代にリンクする物語を書いているときに、リアルのほうが勝手に(?)変わってしまうと、ものすごーく困りますよね(T_T)
    実は私も、お仕事小説の「ちっちゃい…」で主人公が特別儀仗隊を見ているシーンを「深緑色の制服を着た人間が兵隊人形のように云々」と書いて公開した後、そのひと月前に儀仗隊の制服が変更になっていたことをたまたまニュースで知り、ひいいいぃぃぃぃ…<(0_0)>という事態に…。現在も「そこはフィクションなんで」と割り切る境目が分からずに困りながら書いています💦

    第2部完結なさったのですね!おめでとうございます!第3部はますます核心に触れるストーリーになりそうで、これから第2部に入る私も今からワクワクです~( *´艸`)
  • ひいいいぃぃぃぃ…<(0_0)>という事態に

    ですよねー。。。一月前はわからなくて当然だわ。。。


    あの後調べて考えたんですけど、技術研究本部でなく、技術戦略部に変えちゃおうかなと。。。

    つまり綾乃のセリフはこんな感じ

    「それと戦うための組織ができたのよ。ほら、STDLってあるでしょ」
    「防衛装備庁に、技術戦略部ってあるの。未来の武器の方向性を決める部署。私たちSTDLは、組織としては、そこにぶら下がってるの。表向き用の偽装だけど」


    ――そもそも技術戦略部はガンガン開発していく部署というより内局なので、ちょっと苦しいんですけど、「偽装のためぶら下がってる」形にすれば、それで行けるかなと。

    いえ本当は先進技術推進センターのが、組織機能の面からは、ラインとして素直なんです。ただ「センター」って文字面が、ちょっと緊迫感ないなと。。。
  • 私のほうのノートにもコメントありがとうございます。いつかバーのお話もぜひぜひ聞かせて下さいまし( *´艸`)

    精神攻撃という新しい脅威は核兵力と同等に戦略的な軍事力となり得るもので、まさに「戦略」の名がつく部署名が登場してしかるべき分野かと! 綾乃さんのセリフがますますカッコイイです(≧▽≦)

    確かに「センター」だとのんびり研究しているイメージですよね^^;リアルの防衛装備庁の技術戦略部は確かに事務屋ではありますが、内局であるがゆえにトップシークレットに接する機会は開発現場以上に多いかと思います。
    技術戦略部の下には「革新技術戦略官」という怪しげなポストもありますし、これとおそらく同列の「技術計画官」というポストの下には「新技術実用化室」なるこれまた怪しげなセクションもあります。このあたりの役職の人間が精神攻撃に関連する話を研究現場から政治レベルまで一人ですべて牛耳っていて、その配下でSTDLも秘密裡に動いている、という感じで違和感なく行けると思いますです!

    以下、防衛省HPにあった防衛装備庁関連の資料です。もしも何がしかのご参考になりましたら…*^^*
    〇防衛装備庁の主要組織
    →http://www.mod.go.jp/atla/soshiki.html
    〇防衛装備庁幹部一覧(アヤシイ役職名が載っています)→http://www.mod.go.jp/atla/soshiki/kanbulist300101.pdf
    〇防衛装備庁訓令第1号(41ページの「第26条」に「新技術実用化室」の記述があります。ドローン以外やっていないということはないと思いますので、公表ベースの訓令には記載していない業務内容がリアルにも多々あると解釈できます)
    →http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/j_fd/2015/jx20151001_00001_000.pdf

    長々失礼いたしました~m(_ _)m💦
  • おお。詳しい人に教えてもらうと説得力が増しますね―。今晩さっそく書き換えます。

    あと怪しい役職名超期待。こっちも後で見てみます。
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