どうにか間に合いました!
年末の余暇を利用して、出せるかどうか微妙だった歴史ものの長編小説、どうにかこうにか10万字を超えましたので、明日から連載を開始します!
タイトルは『 Dandolo ~ Doge de cieco ~ 』
(ダンドロ ~ 盲目の統領 ~)
舞台は中世イタリア・ヴェネツィア!
主人公はエンリコ=ダンドロという、爺様!
多分、ほとんどの人が「誰!? それ!?」と思われるかもしれません。
名前は知られていないが、この爺様のやらかした案件は誰しもが耳にするはず。
そうこの老人こそ悪名名高き、『第四回十字軍』を指揮したヴェネツィアの統領(ドージェ)なのです。
ビザンツ帝国、神聖ローマ帝国、ハンガリー王国、ローマ法王庁、十字軍国家群、アイユーブ朝エジプト、フランス王国、イングランド王国
文字通り、世界を股にかけ、全てを騙し、ヴェネツィアの覇権を確立させた男。
それがエンリコ=ダンドロという爺様。
ちなみに、全盲、超高齢(96歳)、卓越した戦略家、稀代の大商人、そして、世界を騙した最低最悪の詐欺師!
なんだ、この厨二病設定てんこ盛りなリアル人物は!?
書かずにはいられない、その物語を!
自分が中世ヨーロッパで特に好きな人物です。
松永久秀もそうですけど、癖の強い老獪な策士って大好きなの♡
世界で最も狂気に捉われた理性の怪物、にこやかな笑顔と共に商談を持ち掛け、気が付けば沼に引きずり込まれ、そして、騙される。
そんなエンリコの生涯をつづった歴史長編小説です。
元旦、お昼くらいから掲載を開始しますので、どうぞよろしくお願いいたします!
ちなみに、自分は蕎麦アレルギーなので、年越しうどんです!
かき揚げと海老天! そして、自作のスジこん!