八枝

　不思議な夢を見た夜、桐生孝平の部屋に一人の少女が転がり込んだ。彼女は自らを＜魔人＞と呼称し、協力を要請する。些か冒険心が刺激されてみたり、むき出しのふとももに些かならず惹かれて…

ある日ある朝、尻尾が生えた。しかも五本。 そこから始まるお話です。 （この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。自サイト、arcadia、小説家に…

「彼の国の神語」の十三年後、二の姫から七の姫のお話。 日常もののつもりが割と大事になりつつも、これが彼女たちの過ごす新たな生。 何かを倒して終わりになるのでも何かを得て終わりとな…

冷たい雨の降る日のこと。 少しだけ癖のある青年の前に、一人の娘が現れる。 『ただ、わたくしをお傍に。またお仕えさせてくださいませ』 彼女はそう望みを告げた。 人と神との物語の還っ…

『最初の文に「雪」、最後の文に「樅（もみ）の木」、作中に「鋼鉄」「血糊」「プレゼント」という単語を使用する』というお題で書いた短編です。arcadiaにも掲載されています。

　『鬱だ』で始まり『死のう』で終わり、文中に『スリーマンセル』という単語を入れる、というお題を受けて書いたものです。 　書いた頃においては嘘ではないはずなのですが、活性酸素やら他…

ごくごく短い文です。 （「神語」とついていますが「彼の国の神語」とは無関係です。）