ついに完結しました!
まずは本作をお読みいただいたすべての皆様に感謝を申し上げます。
慣れない毎日投稿に苦戦するときもありましたが、なんとかここまで続けることができたのは、少しでも本作の個性が読者の皆様にささってほしい、と思い続けていたからでした……!笑
そもそも本作を書いたきっかけは、「子どものころから魔法学校が舞台のお話を書きたかったんだよな~」という気持ちと、私にしか書けない、もしくはこの作者ならこういった話が読める、みたいな明らかな個性を自分に持たせたくて、今回は「人と人の縁の繋がり」に特化させました。
なので作中は、ルティがみんなにバトンを渡し、みんなが他の人にバトンを渡していく、というような流れになっています。
ここまで人間関係を煮詰めたのは初めてだったので、少しでも読者の皆様に「あ、この人とこの人が過去に繋がっていたんだ」「あれ、この二人の仕草が似ているな。なにか関係あるの?」という部分を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ひとまず完結となりますが、ルティとレイスの物語はまだまだこれからなので、しっかり準備をして、いつか連載を再開できたらと思っています。
そして現在、新作にも取りかかっています。
大正~昭和初期をイメージとした架空帝都の世界観で、『存在感が薄いと虐げられた女主人公』と『政府公認の泥棒を名乗る謎めいた青年』の師弟関係×泥棒稼業というテーマを予定しています。
いまよりもパワーアップをしてさらに面白い作品になるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!