ヨートロー

悪魔は何かを支払えば、願いを叶えてくれる。 何を支払うかは願い事と悪魔の趣向次第。 きっとそこに理不尽なんてないのさ。 だって願いが叶うんだから。 いいだろ？　そんくらい。なあ、…

嘘でもよかった。 笑えればいい。 本当じゃなくていい。 守れるのであれば。 だが自分に嘘を吐くのは、違ったのだろう。

人によって得手不得手はある。 魔術の系統も同じ。火を扱う魔術を得意とする者がいれば、苦手な者もいる。 その青年は、何でもできると豪語した。 そしてこちらは、そんなことに微塵も興味…

己の力の高みを求めていたわけではない。 己の力を余すことなく発揮できることこそが重要だった。 正義はなく、悪への執着もない。 ただ、確殺の意思を向けられたいだけなのだ。

個人の力を追求し、限界を知る。 限界を超えるためには、道具が必要だった。 道具というのは、工夫によっていくらでも変化する可能性を秘めている。 いつのまにか発明に夢中になった狂気の…

彼女は眺めていた。自分の居場所を。 輝きを持っているというだけで、彼女は幸せを感じ、幸せを祈る。 だからこそ、彼女は選んだ。 その輝きは、誰かだけのものではないのだから。

彼は星の輝きに憧れた。星は彼の想いに応えた。 そして呟く。この世の絶対は絶対ではない、と。 導かれるままに、彼は勇ましき者として歩みを進める。

二人は海を眺めていた。 遠くの空は切り裂かれ、星は隠れる。 水は彼女から零れ出る雫を洗い流し、暗闇は彼の顔を隠す。 彼女は彼のいる未来を想った。彼は彼女を知ることのない世界を寂…

君は今までどんなふうに生きてきたろうか。 あの時こうしておけばなんて思ったことは何度もあるだろう。 君は選択する。どちらか1つを。 君はどちらかにいくけど、もう一つの違う方を選…

「巨人の肩に乗る」 科学は進歩しようとも人は

ふと、考え出すと止まらなくなるような、何か。 僕らの無意義な時間を更に無意義にしてしまおう。

普通の少年、陽ノ本　明（ヒノモト　アカリ）が、普通の高校生として生活し始めた矢先に少年は幼馴染で親友の剣崎　光弥（ケンザキ　コウヤ）と共に異世界転移に巻き込まれる。 最初どうにか…

8万文字ブーストがなかった哀れな投稿主です。 朝、「やったぜ！　これで俺も長編作家だぜえ」 夜、「嘘だろ、おとといの方がまだあったぞ！」 てな顛末です。 ちょっと話を聞いてくださ…

「異世界に転移したら親友が主人公的立ち位置でした」の番外編となります。 本文に組み込まない方がいいと思った部分を削ってこちらに載せるつもりです。

カクヨムに登録し、投稿を初めて一ヶ月が経ちました。 この一ヶ月、色々ありました。 嘘です、色々は無かったです。 しかし、1つだけ良いことがありました。 今はただ、感謝を。