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一応の連載を終えて

 いやー、連載という形の難しさを感じましたね。

 特に毎日投稿をしたい状況で進まない時はやっぱり辛いですねー。だからといって、本当に止めてしまったら先の展開が思い浮かばない状態で止まることになるのでいつまで経っても状況は変わらない。無理やり進めるとあんまり面白くならない。こうして色んな作品が中途半端に放置されてるのだろうなと感じました。

 そして他の物語を書きたい。物書きが息抜きに物書きをするというのはよく聞く話ですが、本気で息抜きに集中してしまうとやはり元の作品が放置されることになる。うーん、難しい。

 まあそんなこんなで、こうして一旦終わりという形になりました。



 さて、「転生者が溢れた世界で」の内容についてです。

 元から想定していたストーリーとは結構変わっています。
 私は基本的に頭の中で勝手に動く物語を文章化しているだけなので、頭の中で再生する度に展開が変わり何がどうなるかは自分で分かっていません。一番最初にザックリと再生された物語があらすじになってはいるんですが。

 ミリリが死ぬのはもっとずっと先のはずでしたし、エノンがまだ生きているのは予想外です。なんか結果的に女性陣が片っ端から死んでいき、男性陣が生きている不思議な状態になってしまいました。……どうしてこうなった。

 『姫様の異界』も、攻略に乗り出すのはもっと後だったはずなんですよね。ただ、固有名詞や情報を出しておいて放置を繰り返すことになりそうだったので、頭の中のスガが乗り気だったこともあり曲げてしまいました。

 今後の展開としては、スガ君が化け物となり強くなったことで無双……にはならないでしょうね。サクラとの対戦で分かる通り不死みたいなもの自体大したことがありませんし、スガ君に関しては再生力が強いだけです。核がないタイプのスライムとかと似たようなものですかね。
 私は核がないタイプのスライムは強いと思っていますが、結局よくいるモンスターの一種です。モンスターを狩る冒険者や、同じ地域に住むモンスターからすれば対処できないはずがありません。特別専用スキルを用意せずとも、この程度の再生力なら高火力で消し炭にしてしまえば同じことでしょう。


 関連することで思い出しましたが、第一反乱勢力のあの怪物。あれはスガが核になっていたため、よわよわでした。ここら辺の事情の説明を作中で出来ない一人称視点は辛かったですね。
 新たなことに挑戦しているのだから、何もかも分かっているはずがない。登場人物としては結果が全てだから気にしないかもしれませんが、読者からしたら何も分からないまま進んでるだけ。むずかしー!

 話を戻しますが、スガの冒険はまだまだ続きます。いつ死ぬか、はたまた生き続けるかは分かりませんが、普通に冒険者としてやっていくことになるでしょうね。

 俺たちの冒険はこれからだ!

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