「私だけが好むこんな偏狭なテーマの企画は、誰の目にも留まることなく終わるかもしれない」と不安を抱えながら始めた今回の自主企画『300文字の死』ですが、最終日を迎えなんと77もの作品にご参加いただきました。
感無量です。参加してくださった皆さまに改めて深謝いたします。
作品ひとつひとつを堪能しながら、わずか300文字で「何を書くか」のみならず「いかに書くか」という手技、研ぎ澄まされ選び抜かれた言葉の奥義、書き手の神髄を目の当たりにした思いです。
寄せられた作品を何度も読み返したり、執筆者のほかの作品を拝読しに行ったり、私にとって至福の読書体験を得られた1週間でもありました。これほど貴重で有意義な時間を与えてくださった参加者の方々に重ねてお礼申し上げます。
自主企画『300文字の死』は終了になりますが、この先もご参加者各位のますますのご活躍をお祈りいたします。私も皆さまから頂いた刺激をこれからの創作活動に活かすべく、より一層の研鑽に努めてまいります。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。