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暇:一般的模範的に

 僕は今模範的な余暇を謳歌しています。何もせずごろごろと畳の目の数を数えています。良きバイト良き友人。金もなくできることもありません。大いに執筆するチャンスであるのに力が湧いてこないのは不思議です。そもそもチラシの裏に書いてあるようなひょろひょろした詩を書き始めたのもあまり合わないバイトで精神をすり減らしていたからに相違ありません。ならばこそ恵まれてしまった僕にはもう物語る資格などないのかもしれません。また散れ散れになるその時には。

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