いよいよ明日が最終回!ということで、ギリギリですがおさらい編もラスト。第六回をやっていこうかと思います。
最初にこの章の反省点を。
文化祭編を途中まで書いたのに、削除した事、大変申し訳なく思っております。あらためてここで謝罪させていただきます。
本来であれば時雨雪と青咲巴の関係性を進展させる、いわば目玉エピソードだったのですが、私自身が、同時期に心労で少し倒れてしまいまして、終章を前倒しする形となりました。怪異の関わらないラブコメ展開を導入してみようと思っていたのですが――――すみません、没にさせていただきました。
そんな縁故記録編。
四部に分かれております。一つずつ軽ーく説明していきましょう。
・死葬死相編
胸くその悪い展開を書いてみたかった。この話を書いたのは、そんな理由です。個人的にすごく気に入ってます。特にキャラクターに変化はありませんが、強いて言えば、巴くんが少し成長したかなと。
・誘拐融解編
地元の天然資源を皮肉った物語ですね。現実ではそんなことありません。着色しております。登場した怪異は香夜の使い魔となりましたが、終章での出番はありませんでしたね。彼なりの配慮でしょう。そういうことにしておきましょう。
・幻覚吸血編
これが本物の吸血鬼だ!!!!
一応、作品タイトルに吸血鬼があるのに、偽物の吸血鬼ばかり活躍するのはいかがなものか、と制作したエピソードです。ミラージュによって、旧血種の正体について詳しく解説がなされている章ですから、終章に繋がる重要エピソードでしょう。紡稀ちゃんが迎えに来たのは、はたして意図的なのか――――
・紡稀証明編
名の通り、紡稀ちゃんの実父を確認するエピソードです。解体殺人編では足りなかった、蒼と巴、そして紡稀の絡みをもう少し深掘りする意図がありました。終章では本格的に関わった事ですし、こちらも重要エピソードでしょう。
とまぁ、こんな形ですね。
明日はいよいよ最終回が公開です。作者としてもちょっぴり寂しい気分がしますが、最後まで、頑張ります。