鉛風船

一話完結型の短編、もといショートショート。あらゆるジャンルがごちゃ混ぜになっておりますのでご注意を。

異世界に飛んでいくものは人間だけとは限りません

天使と悪魔は雲の上から下界の人間たちを見下ろしていました。すると、ある国の国会議事堂前に原子爆弾を背負ったお婆さんが議事堂へ歩いています。おかしなことに人々はお婆さんを無視してい…

会社への近道である狭い路地を通ろうとした「ある男」は、正面から同じように現れた「ある男」にに鉢合わせする。二人は互いに道を譲らず……

毎朝先輩とランニングをする「私」は、気の利いたことの一つでも言いたいのですが、冬の空風のせいで冴えた理性がその邪魔をしてしまいます。

昭和初期。一人夜の道を歩く「私」は路地で不気味な紙芝居屋に出会う。彼は妻を惨殺する紙芝居を不気味な口上をしながらするのだが……

三人の男がそれぞれ用を足そうとするお話です。

無機質な面接官と個性豊かな三人の就活生のお話です。