なかのと里瀬

風霜ヴェシカパイシスの舞台は架空の日本ではありますが、モデルとなっている地域はあります。
神守町は長野県大町市（信濃大町駅付近）、道崎市は同県松本市です。
当初はその片鱗も見せないようにしていたのですが、「北アルプス」という固有の表現だけはどうしても他の表現にすると陳腐になってしまったのです。
なので、知っている人には知っている程度の地元ネタもいくつか仕込むことにしました。

元々私は都会に住んでいましたが結婚を機に長野県に移住。
初めてこの駅に降り立った時、冬山の大きさに圧倒され、またその美しさに大変感動したのを今でも覚えています。
なので、四季折々の光景を描写に取り入れています。

添付した写真は4月末に撮影したものなので、ちょうど4章の山の状況と重なっています。
（しかもこの日の同行者は風霜ヴェシカパイシスの設定を一緒に考えた「友人」でした。縁起がいい写真が撮れて何より！）
ただ、この景色は是非肉眼で見て頂きたい。写真だとどうしても迫力に欠けてしまうので……。

次回は4～遅くとも7日までに更新予定です。よろしくお願いします。
もっとペースを上げたいところです。