ご無沙汰してます。
中野です。
長編を書く、そう言って勇み足でインターネットから飛び出した私を待っていたのは大きな波でした。
逆らうのも億劫なほどの波に乗り、季節を越えてやってきたのは手がかじかむほどの寒い冬。波はそれまでの勢いを弱め、さざ波がゆったりと私を新しい島に連れてきました。
やっとその島での立ち回り方もわかり始めた頃、私は電子の海にその冷え切った手をそっと浸してみました。そこにあったのは色。波の上で流れた景色は決してノイズではなかったのです。
……と。久しぶりに適当に文章を書いていると楽しいですね。特に伝えたいことなんてないんですが。
来年はもっとたくさんの色に出会えますように。
そして、ここまで読んでいただけた稀有な方たちの色が美しいものでありますように。
それでは。