我が家はカーナビが無かったので、ラジオの情報しかありませんでした。
なので、地震の被害がどれほど大きかったのか、停電二日めの夕刊で初めて知ることになったのです。
新聞が来た時には、情報が手に入る喜びを感じました。
「知ることができる」感動も味わいました。
停電二日目には、順番に電気が復旧し始めていたのですが、我が家は復旧が遅く、「隣の区画は電気がついているのに我が家はまだ戻らない」という切なさがありました。
あっちは電気がついてるのに、道路を挟んでこっち側は真っ暗なんです。
私は「ま、いっか」と思ってこの日もキャンプ気分で停電を過ごそうと思っていたのですが、ストレス耐性の弱い旦那が限界をむかえ、先に電気が復旧していた旦那の家にみんなで避難しに行きました。
ひっさしぶりに携帯でSNSを覗いたりもしました。
その数時間後、我が家も無事に電気が戻り、普段の生活を取り戻していきました。
しかし、牛さんたちはそんなわけにはいかなかったようです。