知る人ぞ知る噂のバー……カクヨム二丁目の路地裏で、とっても優しいが時としてとっても厳しいママンが店を切り盛りするオネェパブ【ダンディ】
「———本っっっっ当、この作者の頭ってどうなってんだ! こんな組み合わせで飲みに行けるわけないだろう⁉︎」
「あーぁ、ケツの青いガキがギャーギャー喚いて。お前もやっと一皮剥けたんだろう? おう、どうだった? 気持ちよかったでしゅかー、坊っちゃんw」
「コイツ……っ、マジで殴る!」
「おうおう、殴ってみろって! 今度は容赦なく訴えさせてもらうからな? ホラホラー!」
「くっそ、イコさんも男の趣味悪過ぎだろう? こんな性悪男のどこがいいんだ⁉︎」
「逆だろう? だから魅力的に見えるんじゃねーの? お前みたいないヒヨッコにはない魅力が満載なんだよ」
「(マジでコイツ、キン◯マ捻り潰してやろうか……‼︎)」
【 移動中 】
「ママさん、この店で一番えげつない酒を一つ! コイツにロックで! 氷なんてもったいないので、そのままでもいいです!」
「一升瓶で飲ます気か? お前って奴は本当に……頭の中がお子ちゃまだなー」
「くそ、コイツマジで嫌い! 1秒だって同じ空気を吸いたくない!」
「俺も同じだよ。お前みたいな野郎と飲むくらいなら美女と飲みてぇーよ。お、何ならママが隣に付いてくれた方がいいな! おーい、ママー。俺が奢ってやるからお酌してくれよ?」
「この節操なし! ここのママはオネェだぞ? お前は男もいけるのか⁉︎」
「心は女の子なんだろう? なら大事にしてやるのが男の務めだ。おいおい、ユウくん。見た目で誤魔化されているようじゃ女の子にモテないぞー?」
「見た目でイコさんを好きになったやつに言われたくねぇよ!」
「お前もシウを好きになったのは見た目だろう? イコと瓜二つだもんな? いや、むしろシウの方が美人か? あれはいい女だよなー」
「———! やめろ、お前……シウをそんな目で見るなんて!」
「別にいいじゃねーか。シウが誰を選ぶかはシウが選ぶことだぞ? お前が口だすことじゃねーよ」
「なっ、僕の彼女だ! お前には指一本触れさせないからな!」
「残念でしたー。彼氏よりも父親の方が立場的に上ですからー。ははっ、そもそも11歳差だったか? そんなのすぐに飽きられるぞ?」
「15歳差のお前が言うなー! しかもシウとは26歳差だろう? ほぼ僕の歳じゃないか……!」
「真の愛に年齢差なんて関係ねぇんだよ。お前の目は節穴か?」
「くっ、いくらイコさんがお前を選んだからって調子に乗りやがって……! シウは、シウは僕がいいって言ってくれたんだよ。お前みたいな根岸の行く末みたいな奴を好きになるわけがないだろう⁉︎」
「あ、そういや根岸って小僧……シウに怪我を負わせたって本当か?」
「(な、なんだ……空気がピリついたか……?)本当だけど……それがどうした?」
「———バカか、お前……それならソイツに地獄を見せてやらねぇといけねぇだろう?」
「じ、地獄……?」
「まさに薄い本展開だよ。何日も風呂にないっていないようなホームレスの群の中に根岸の手足を縛って放り込んでやるんだよ……。あいつらは女とか男とか関係ねぇ……穴さえありゃー、それで満足なんだからよォ(ニヤリ)」
「い、イコさん大丈夫か? コイツ絶対に真っ当な人間じゃないぞ? 考え方が反社だ、反社!」
終始、ユウが喧嘩腰and弄ばれているので終了です(笑)
けど、うん。守岡もキャラ的には面白い奴だったんですけどね^^;
ヘイトが酷かったからなぁ……💦