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ざつにじんぶつしょうかい

はいどーもー。近況ノート欄を全然活かせてない日本代表、中川大存です。
過去には星やレビューをくださった方を近況ノートで紹介してたりしたんですが、最近はめっきり……。いや、面倒くさくなったとかではなく、いちいち重いよコイツ、と思われるかなあって……ね……
日々お読みくださっている方々には、変わらず感謝しております。
 
まあそういうワケで、近況ノート欄を有効活用すべく、最近登場人物が増えに増えて作者の中でも混迷を極めている拙作「最弱蠱術のドミネーション」のキャラ紹介でもしてみんとてすなり(紀貫之調に)
 
 
ミズハ
主人公。妙に大物感のある尊大な口調だが、十代の少女。
伝説の蠱妖『贄蜥蜴』を持ち、国の頂点に駆け上がろうとする。
性格は冷静かつ大胆。自分もそうであるからか、人の「願い」にこだわるような姿勢を示す。
現在は東軍不正規部隊に所属し、成り上がりのために暗躍中。
蠱術『贄蜥蜴(にえとかげ)』
過去に国を揺るがせた逆賊の用いた蠱妖。大霊山南部の山村・紀生に封印されていたが、ミズハが封印を解いたことで復活した。
自分(の憑くミズハ)に向けて発射された銃弾を食べるだけの能力かと思われたが、どうやら違うらしい……
 
来繰野障吉(くぐるのしょうきち)
通称クグルノ。ミズハの相棒にしてツッコミ役。
腕利きの殺し屋で、蠱術と頭脳を頼りに相手を欺く戦術が得意。
蠱術『泥狐(どろぎつね)』
泥を生み出す能力。泥には任意の色を乗せることができ、人に被せれば別の造作を偽装できる。
 
クリスティアーナ・ミケランジェリ
通称クリス。ミズハの仲間にしてツッコミ役。
裕福な家の生まれだが、盗賊に両親を殺され、自らも強制的に仲間にさせられていた。ミズハに解放され、彼女の仲間になる。
金髪美人で常識人。現在はクグルノと共に東軍不正規部隊に潜り込んでいる。
 
詠木遠近(よみきおちこち)
大霊山東部を束ねる東公、詠木銅冠(どうかん)の三男坊。ちなみに二人の兄は大小(だいしょう)と難易(なんい)。
軍務と政務の重職に就く二人の兄から軽んじられて育ち、胸を張れる自分自身になりたいと願っている。東軍の不正規部隊、通称ペニーホイッスルを率いて東部に巣食うマフィア『臆病な梟』と対決する。
チャラい。売れて調子乗ってるYoutuberみたいな見た目。
 
レフ・ヴァシリエーヴィチ・ベルミノフ
東部の裏社会を仕切る巨大組織『臆病な梟』の首領。通称、梟公(きょうこう)。
一代で巨大な組織を立ち上げたが、老いと病により弱体化。組織の統率を保つため、首領の座を孫娘に継承しようとするも、この機に下克上を目論む反主流派に襲撃され、命を落とす。
視線だけで他を圧する能力を持つが、名称は不明。
贄蜥蜴と何らかの関わりがあるらしい……?
 
キーラ・アレクセエヴナ・ベルミノヴァ
『臆病な梟』首領の孫娘。表社会で生きていたが、生活の面倒を見てくれた祖父が病身のため後継者になることを決意した。
しかし、それを良しとしない組織内の反主流派の蜂起を受け、さらに東軍とも敵対する羽目になってしまい、現在逃亡中。
物腰は穏やかでともすれば気弱に見えるが、強い芯を持っている。
金髪碧眼の、人形のように整った容姿の少女。
 
ウトラ
キーラの部下。褐色肌の少女。
性格は無邪気かつ元気だが、両手に障害を持って生まれ、両親に捨てられたヘビーな過去を持つ。戸籍がなく公的保護を受けられない、通称『幽霊児(ゴースト)』であるため、生きるために『臆病な梟』の手先となった。
幼いころに出会い、名付け親になったキーラを慕っている。現在はキーラと共に逃亡中。
蠱術『濁鱶(にごりふか)』
水(液体)を媒介に瞬間移動を行う能力。その神出鬼没さから救援や撤退に向く。
 
フウ・レイリー
東部の一般人。星を見るのが好き。
貯金をためて開いた食事処兼酒場『天光軒』で、偶然知り合ったマキナをウェイトレス兼音楽家として雇う。
マキナを味方につけようとしたキーラの策略によりウトラに人質として拉致されるが、元来の人の良さからウトラと仲良くなる。
 
或塔潤蒔菜(あるとうるまきな)
通称マキナ。流しの音楽家。黒髪で、前髪のひと房だけが銀色。キツめだが笑うと愛嬌のある顔立ち。男のような荒っぽい口調で話す。
『死にたがりの鼬(スーサイド・ウィーゼル)』という呼び名で裏世界では名が通っているらしいが、本人はその現状を呪っている。
『天光軒』でウェイトレス兼音楽家として働いていたが、店主のフウを人質にとられ、キーラに協力することを余儀なくされる。
最初は嫌々だったが、キーラの置かれた環境や心情を理解したことで少しずつ協力的になってきている模様。
現在はキーラと共に『臆病な梟』反主流派のクーデターから逃れ、態勢を立て直そうと奮闘中。
蠱術『焦眼鼬(しょうがんてん)』
不敗の伝説を持つ強力な能力らしいが、正体は不明。
 
幾間姜一(いくまきょういち)
ミズハと同郷の憲兵。直情的な性格。
ミズハが贄蜥蜴を解き放ったせいで故郷が壊滅したため、彼女を恨んでいる。大切に思っている師匠がいたらしいが、その人物もその騒動の際に死亡した模様。
かっとなりやすい性格を自戒しながらも、持ち前の正義感を失わず常に真っ直ぐに行動する。
ミズハを追って部下の鰍(かじか)と共に東部憲兵団に転籍し、現在は『臆病な梟』を取り締まり中。
蠱術『鋼鉄狒(はがねひひ)』
身体を硬化する能力。銃弾をも弾き、殴った人間を一撃で昏倒させる硬度を持つ。
 
カガリ
『臆病な梟』反主流派を束ねる大男。毛皮の覆面と羽毛のマントで全身を覆っており、容貌は不明。古風な言葉で話す。
老い、病んだ首領を追い落とすべくクーデターを企て、『臆病な梟』本拠地を奇襲し甚大な被害を発生させた。また、裏で『臆病な梟』と繋がっていた東軍の総司令官も殺害し、「『臆病な梟』守旧派×カガリ派×東軍」の状況を作り出した張本人。
多数の人間を一瞬で皆殺しにできる能力を持っているが、名称や正体は不明。
 
望月まきび(もちづきまきび)
カガリの部下。女忍者。ござる口調。
大霊山西部にあるらしい嗣之備(しのび)の里出身で、広い世界を見たいがため里を飛び出した。
生真面目で情が深く、忠義一徹な人柄。カガリと共にクーデターを成功させるべく暗躍する。
蠱術と並び立つ呪術『魔術』を使用する。
 
『臆病な梟』幹部
ブフニッツァ …… 最上層部の三幹部の一人。組織の運営に携わる参謀。本拠地を襲撃され、まきびに殺される。
シキョウ …… 最上層部の三幹部の一人。実動部隊を率いる武人。本拠地を襲撃され、カガリに一矢報いるものの死亡する。
ヤンシュフ …… 最上層部の三幹部の一人。組織の収入面を支える。三幹部の中で唯一生き延び、キーラを保護する。
マトヴェイ・ザハコロフ …… かつて三幹部と肩を並べる重鎮だったが、気難しい性格のため周囲と衝突し、冷遇されていた古株。現在は組織を裏切り、カガリ派の作戦参謀として活動している。
 
 
 
ざっとこんなもんでしょうか……。
主要な人だけを抜き出しましたが、それでも長い……。
まあ、参考程度に読んでください。今後もやるかも。

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