『原作者ですが、自分が書いた乙女ゲームのモブに転生したようです』
三年くらい何も書いていなかったので、久しぶりに小説っぽいもの書きたくなってカクヨムを開いてみました。
異世界転生ものを書いてみたいなぁと思って書き始めた作品です。ジャンル的に初挑戦だけど、書いていて気楽で楽しいです。
タイトル的に自分を主人公にして書いていると捉えられたら恥ずかしい……と思って言訳を書きました。
モブに転生した主人公ちゃんは、そこそこ能力が高いのに自己評価が低いですね。勿体ないなと思いながら書いています。そもそも二十代でそこそこ色々書いてる作家兼シナリオライターって成功者に入ると思うのに。彼女には彼女なりの思うところがあるんだろうと思います。向上心が高くて努力ができる人だから、自分に求める成果も大きいのかもな、とか考えながら書いてます。
「コミュニケーション能力の高いコミュ障」っていると思っていて、普通に誰とも仲良くできるけど、家に帰って一人になるとどっと疲れて、しばらく人に会わんでいいや、と思ったりする。無理に陽キャを気取る訳でもないのに、疲れちゃう感じ。決して人嫌いではないけど、ある程度の距離があったほうが安心するタイプ。
作家なんかやっているから余計に人情の機微なんかに敏感で、気付かなくてもいいことにも気づいちゃうからかな、と。そういう人は疲れるだろうし、現代社会を生きづらいだろうなと思ったりします。鈍感力、なんて言葉も流行りましたしね。
この主人公ちゃんは自分の気持ちには鈍感だから、その辺ちょっと難しい。恋愛経験少なめ設定だけど、二十四歳だし。でも大学在学中から作家業していたら人に会う機会も少なくて、精神年齢は低いのかな?とか思ったり。
20話以上書いたけど(まだ公開してないけど)、いまだに手探りです。脇役たちの方がのびのび書ける……。魅力ある主人公が書けないのが私の弱点。脇役は映えるのに、そのせいで主人公が埋まる。誰か助けて。
あと、キャッチコピーとかあらすじとか難しいですでね。すっごく苦手。
いろいろ克服したい弱点が多くて、書くしかないんだろうなと思ったりします。経験を積む的な。