高校生の時から同じジャンルの本ばかり読んでいた。いわゆるスピリチュアル系だ。
私は中学生頃から特に生きづらさを感じていて(いや、正確には保育園の頃から精一杯だった。)、高校生になってからこの苦しみを解決できるものはないかと本屋に答えを求めることにした。
100%幸せな1%の人々 著:小林正観
というタイトルの本を見付けた。
これは自己啓発だろうか?
スピリチュアル系だろうか?
よく分からないがタイトルに惹かれた。
内容は、くわしく覚えていないが当時の私には高度なものだったという事実だけ覚えている。小林正観さんの本は何冊も読んでいるので、内容が100%幸せな1%の人々と被っているものも多いと思うが、今となっては分からない。私は実は当時捨て魔で、この本を手放してしまったのだ。
その他にも、色んな本(ふわっとした内容が多い。精神論的なものとか宇宙がなんたらかんたらとか、これをすると現実が変わるとかいうような本)を読んだ。
スピリチュアルといえば、ザ・シークレットとか貪るように読んだが現実を変えることは出来なかった。私がイメージをするのが下手なのかもしれない。
ほかにも片付け本を何冊か読み
「家の中が散らかっていると不幸になる」
「家の中のモノを極力減らして、さらに部屋をキレイにすると良いことがたくさん起きる」
というような内容を読んで
それを信じて捨て続けるが、リバウンドするを繰り返した。
捨てることしか頭に無く大切な物まで捨ててしまうことが多かった。大切なものを残すのが片付けなのに…。
今では大切な物だけに囲まれて暮らしているが、そのお陰か30歳になって心境の変化が起きた。
実用書を読むようになった。
高校生の16歳からスピリチュアル系を読み続けて30歳になったが、それでは現実は変わらないという事がやっと分かったのだ。遅すぎる気付き、、いや、早い。人生を時間で表すとたしかまだ午前中だ。
大丈夫。変われる。
スピリチュアル系で大切だと言われて身に付いたことは毎朝のトイレ掃除くらいだが、これはふつうに大切なことなので良かった。しかし14年で身に付いた知識がトイレ掃除のみって…
本を読むことやテレビを見る、辞書を読むことでネタ集めを頑張る!!
あと、自立する為にも実用書を沢山読む!
今はまだ社会人として0点に近いレベルだが、なんとか自分で稼げるようになる為に前へ進むことにする。
今は病気の保障と実家のおかげで、ありがたいことに生きさせてもらっているから…。