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新作の三国志小説(全10話)を明日18時10分から連載開始します

皆様、ご無沙汰しています。青星明良です。

オール讀物歴史小説新人賞に応募していた短編小説が一次落ちしたので、その作品を供養代わりに投稿したいと思います( ̄▽ ̄)

タイトルは、『冥府帰りの胡母班』

胡母班は、「こぼはん」と読みます。
後漢末期に実在した人物ですが、三国志のゲームにも登場しないような超マイナー武将です。
ただし、胡母班には不思議な伝説がありまして、「冥界を訪問したことがある」らしいのです。これは、恐らく中国最古級の冥界訪問譚です。

なぜ「最古級」と言えるのかは――最終話でその理由が分かると思います(*^^*)

以下、『冥府帰りの胡母班』のあらすじです



            *   *   *


後漢末、初平元年(190)。長安に遷都して間もない朝廷は、董卓の要請を受け、反董卓連合軍の解散を命じる五人の勅使を関東の諸将のもとへ派遣した。その勅使のひとりに、

冥府帰りの胡母班

と呼ばれる男がいた。彼こそが、呂布に殺された丁原の後任として執金吾(首都警備長官)に就いた義侠の武人であり、中国最古級の冥界訪問譚の主人公である。

彼はなぜ暴君董卓の命に従い、危険な任務に身を投じたのか?
冥府の神である泰山府君との忌まわしい因縁とは?

「絶望」がのさばる乱世への怒りと失意を胸に秘めながらも、守るべきもののため胡母班は袁紹軍の襲撃をかわしつつ疾走する。たとえその先に待つのが新たな絶望であったとしても――。

史実とオカルトが交錯する、知られざる三国志外伝!!!



            *   *   *



投稿スケジュールは、以下の通りです↓


1話「獄中」……9月24日(火)18時10分

2話「使命」……9月24日(火)18時20分

3話「旅立」……9月25日(水)18時10分

4話「襲撃」……9月26日(木)18時10分

5話「動揺」……9月27日(金)18時10分

6話「面影」……9月28日(土)18時10分

7話「疾走」……9月29日(日)18時10分

8話「陥穽」……9月30日(月)18時10分

9話「救済」……10月1日(火)18時10分

最終話「余談」…10月1日(火)18時20分



というわけで、基本的に1日1話。ただし初回投稿の明日は1話と2話を同日投稿になります。あと、最終投稿日の10月1日も9話と最終話を同日投稿予定です。



久しぶりの新作投稿で緊張しておりますが、皆様何卒よろしくお願いいたしますm(__)m

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