こんばんは、名月明です!
今週日曜日の『天の道を翔る』の投稿はお休みですが、その代わり別の小説を連載開始しちゃいます!
タイトルは『愛を唄え♪銀座いなりの恋占(こいうら)おかし噺』。アキラお馴染みの大正浪漫小説です。第一幕全18話(予定)を毎晩20:08に投稿していきたいと思います。
いちおう、第一幕(5万文字程度)はほぼ完成していて、第二幕以降はネタが思いつき次第執筆していく予定です。
……ぶっちゃけ、人気が出たらアキラの執筆意欲がわきます!!!(爆)
あらすじは、以下の通りです↓
* * *
時は大正、所は帝都銀座。ある夏の終わり、一人の美少女が田舎から上京してきました。彼女の名前は笑美恵美子(えみ えみこ)。
何だかいつもオホホホと笑っていそうな名前ですが、この乙女は不幸のどん底に落ちている真っ最中。「男を不幸にする」という迷信がある丙午(ひのえうま)生まれだったせいで、お見合いが連戦連敗、傷心のあまり家出して銀座にやって来たのです。
「もうこうなったら、銀座で遊ぶだけ遊んで、死んでやる!!」
そう決意していた恵美子でしたが、上京してすぐにスリに財布をとられてしまいます。恵美子は父直伝の「護身術」でスリの悪漢どもをボコボコにしますが、ついでに近くにあったぼろい稲荷神の祠もボコボコに壊してしまいました。すると……。
「神である私のお家を破壊するなんて、とんでもない罰当たり娘ですぅー! 罰として、恋の縁結びのお手伝いをしてもらいますからね!!」
なんとビックリ! 破壊された祠から可愛らしい女神様が現れ、恵美子にとんでもない要求をしてきました。彼女は食物神(本職)&縁結びの神(本人は恋愛経験ゼロ)と名乗っていて、しかも銀座の「カフェーいなり」というお店で女給さんをやっているらしいのですが……はてさて、どうなることやら?
ややコメディ要素が強すぎる大正浪漫ラブコメ、お呼びでなくても堂々開幕です!!
「……そんなことより、なんで神様が人間のお店で労働しているのですか?」
* * *
……はい。「笑美」という苗字で反応した方もいるかも知れませんが、「あの彼女」の先祖にあたる少女が主人公です。ちゃんと護身術も身につけています。大正時代にはすでに「女子も悪漢痴漢から身を守るために護身術が必要だ」と説く本が出ているみたいですので、時代考証的にはじょぶ、じょぶ、だいじょーぶ!!
お馬鹿な内容で第一幕の時点ではぜんぜんラブコメではありませんが、話が進むにつれてちょっとはラブコメに近づいていく……かも? かもかも?
大正期の銀座の雰囲気を楽しんでいただけら幸いです。ぜひご覧ください!m(__)m
以上、大正浪漫の素晴らしさをカクヨムでもっと広めたいアキラでした!!