https://kakuyomu.jp/works/16818093082438263788/episodes/16818093089712566736第九章 宵闇を灼いて咲く
第113話 オジさん騎士は異世界の魔女と戦端を開く 9-8
大筋にそこまで関係ないかもしれませんが
少しだけ改稿してしまいました
歳を指摘されて中佐が怒り出し、
オジさんが気持ちはわかると言いながら
ナチュラルに煽ってしまう下り
オジさんは自分がおじさんであることを
受け入れていると話すのですが
なにか足りないと感じていたので
少し書き足しました
てか、あんなにショックを受けていたのだから
これがないとですよねw
↓以下、すでに読んで下さってる方向けに
追加部分の切り抜きです
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「正直、私にも気持ちはわかるつもりだ。
最近も若い娘にブーツの匂いを指摘され、若者にも正論で説教されてしまった」
腰を痛めて思うように動けなくなったときなど、情けなくて友人にも話せなかったくらいだ。
オジもごく当たり前に、自分がおじさんであることに落ち込んできた。
「だが、歳を取ったというだけで私は私だ」
反省すべきは反省し、
自分で自分を|補修《ほしゅう》しながら、かろうじて踏ん張ってきたつもりでいる。
決して、おじさんであることを否定してきたつもりはない。
「なにせここへ至るまでも、私は多くの|徒労《とろう》を味わってきたのだからな」
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その後、それに対する中佐の反応も
少しヒステリックに変えられています