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とある日の珍事(2)

皆様、ご迷惑をおかけしました。
なんとか執筆に早期復旧が出来ましたので張り切っていきます。
昨日、一昨日は41度まで熱が上がって死ぬかと思いましたね・・・・・・。
なんとか熱は下がって良かったです。



さて、そんな近況報告はこれくらいにしておきまして、本日は私が修学旅行に行った時の少し怪奇な珍事を記させていただきます。
修学旅行先は定番の広島。
定番なのかは知りませんが。
東京駅より広島駅まで新幹線で移動し、宮島へと向かいました。
この時にあった少し怪奇な出来事です・・・・・・。

◆◆

「お、これが宮島の厳島神社五重塔か」
「すげ、紅い」

班員達・・・・・・私含めて7人。
神社の周りを徘徊していた。
厳島神社五重塔は山の頂上に位置しており、そこからの景色も凄い。

「お、君らちょうどいい所に」

先生がやって来る。
カメラを構えているのを見るに、写真を撮るつもりだろう。
写真に映るのが嫌な班員の1人が逃げるように消えていった。
あたりは静かなので迷惑にはならないし良いかと思う。

「あー・・・・・・もういいや。じゃぁ6人で・・・・・・はい、チーズ」

写真を撮り、その撮った写真を見る。
お、きれいに撮れてるじゃないですか。

「ありがとねー・・・・・・ってん〜・・・・・・」
「どうしたんですか?」

先生に尋ねると、先生は苦笑いしながらカメラを見せてくる。

「足が7人分あるんだけどw」
「え?」
「6人で撮ったのに7人分足があるw」
「あ、ホントだw」

◆◆

という少し怪奇な話だ。
なんとなく勘づいてしまっている人やわかり易すぎると思った人もいるかも知れないが、真実を知ってしまえば確かになんてことはない。
そう、人の後ろにもう一人は隠れていたのだ。
なんだ、それだけか、と笑うが、その時の私達は謎に包まれていた。

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