最近風邪で投稿できずにいました。
本当にすいません。
クリスマスに戻りまして・・・・・・。
キミの最後の推理は〜中学2年編〜
で、投稿した内容の裏話を書くと言っていたのですが、忘れてました。
ので、ここで書かせてもらいます。
まだ読んでない方は先にそちらを読んでからを推奨いたします。
1:クリスマスイヴ編(安城閑華)
https://kakuyomu.jp/works/16817330652563904883/episodes/168173306676012306552:クリスマス編(一ノ瀬洸)
https://kakuyomu.jp/works/16817330652563904883/episodes/168173306676012448513:アフタークリスマス編(一ノ瀬泉水)
https://kakuyomu.jp/works/16817330652563904883/episodes/16817330669007218648この順で書かせていただきます。
あくまで裏話ですので・・・・・・、読みたくないな、という方は読まないほうが良いです。
そしてめちゃくちゃ長いですw
1:クリスマスイヴ編(安城閑華)
≪安城梨沙視点≫
さて。
朝から裕志くんの家に凸って陽菜ちゃんを拉致ってきたかいがあった。
「へぇ〜お兄ちゃん、閑華さんと・・・・・・」
「そうそう。はい望遠鏡」
「ありがと」
私は背中に背負ってたものを下ろす。
無論、誰がなんと言おうとライフルケース。
いいよね。
ライフル。
「あ、裕志くん来た」
「ホントだ」
スコープ越しでも分かるあの姿勢。
そのまま少し話した後に・・・・・・。
話す内容は分かる。
なぜならば、今日の朝、閑華ちゃんに盗聴器を仕掛けたから。
犯罪と言われようとなんだろうと良い。
あの2人の状況が分かれば。
そしてあれだね。
閑華ちゃんアレは手を繋ごうとして裕志くんが鈍感すぎて分かってないやつ。
あ〜あ。
で、カラオケに入って行ったね。
閑華ちゃん曲知ってるかな?
まぁ、流石にね?
その後私達は見つけようと試みたが、一切見つけることは出来なかった。
≪西条寺紗弥視点≫
私は朝からとあるイタリアンレストランに居た。
なぜなら・・・・・・多分ここに裕志くんと閑華さんが来るから。
何を見せてくれるのかな〜って思ってたら丁度お昼時になって2人が来た。
そして幸いにも私が居ることはバレてない模様。
私だってやれば潜伏できる・・・・・・はず。
私は梨沙さんから今朝連絡があった波数に合わせる。
無論、盗聴器にて内容を聞くためだ。
「はぁ・・・・・・紅茶おいしい・・・・・・」
落ち着いていたところでイアホンを装着。
周りにはちょっと小洒落たレストランで勉強をしてる学生にしか見えない。
・・・・・・よね?
「・・・・・・」
なんか雰囲気は怪しいね。
ていうかもしかしなくても閑華さん、裕志くんに『あ〜ん』しようとしてる?
一瞬そういう考えがよぎったけど・・・・・・流石に気の所為だよね?
信じがたい信じがたい。
閑華さんに限ってそんな事するわけ・・・・・・、いや、しそう。
丁寧なフラグ回収を見事にやってしまうところだった。
というところでしれっと閑華さんがその提案してて鼻血吹いたわ。
久々に鼻血出た。
≪安城靜枝視点≫
今日の午後。
私は閑華が通るであろう通りの近くの高いビルの上で幸雄と共に居た。
その理由は簡単。
この辺一帯に雪を降らせるためだ。
人工雪ってやつ。
「こんな大掛かりにやる必要があるのかよ・・・・・・」
「もちろん。今日は赤飯かな〜」
「そこはケーキとか言ってやってくれ」
機械の準備をしつつ呟く。
「あ〜、閑華発見」
「マジ?じゃぁそろそろ・・・・・・」
「まだ早いんじゃない?」
「じゃぁタイミングを教えてくれ。そしたら起動する」
「よろしく」
私は望遠鏡で様子を窺う。
そろそろ潮時かな?
閑華達がイルミネーションを見ながら歩いていた。
この機会を逃す訳にはいかない。
私は幸雄に合図を出すために振り返った瞬間だった。
視界に何かが横切った。
まさか―――――。
そう。
それは紛れもない雪だった。
最初は幸雄が起動したのかと思った。
が、機械を見て起動していないのを見ると天然の雪であると分かった。
奇跡だ。
私が書いてる漫画でもこんな奇跡は怒らないのに・・・・・・。
現実では起こってしまうんだね・・・・・・。
私と幸雄は揃って閑華達を静かに見守っていた。
2:クリスマス編(一ノ瀬洸)
≪一ノ瀬泉水視点≫
お姉ちゃんが叔父さんと合流して向かうところ。
私は悟られないようにそっと付いていく。
プロの所業。
意外と勘が強い叔父さんとお姉ちゃんにバレないようにするのは最高に難しい。
そして明日、外に出ればお姉ちゃんも多分同じようなことをするだろうという推測で私は明日は屋内、いや、自室で過ごそうということを決めた。
「・・・・・・」
一瞬お姉ちゃんと目が合いそうになったのは気の所為ということにしよう。
入っていったのはバッティングセンター。
あ〜、お姉ちゃん意外と得意だもんね。
私は近くの喫茶店で待つ。
無論、その入口を凝視して。
流石に中で待ってるとばったり会ってしまうなんてことがあるから。
待つこと約3時間。
出てくると、私は喫茶店を出て後を追う。
そして察した。
これは野乃香のところに行く経路だ。
じゃぁ明日は被らないように私は手料理でも・・・・・・。
ミスらないようにしないと。
そして、叔父さん達は案の定野乃香のところへ行った。
遠くで観察してると互いにあ〜んしてますね〜。
私もしよ。
いいな〜。
と思ったらなんでキスまでしてるの!?
お姉ちゃん、許さないから。
3:アフタークリスマス編(一ノ瀬泉水)
≪一ノ瀬洸視点≫
本日は泉水と叔父さんのデートということなので後をつけるのは当たり前。
ということでホテルのエントランスでこっそりと待つ。
が、一向に出てくる気配は無い。
裏口から出たかな?
そう思い、泉水の携帯のGPSを確認する。
が、ホテルと表示される。
そこで私は察した。
あ、これ。
ホテルデートしてるやつだ、って。
私は諦めて、盗聴器で内容を聞くことにした。
泉水が一番賢かった・・・・・・。
いかがでしたでしょうか?
以上が裏話です。
意外だったところや、なんとなく察していたところもあるかと思います。
次回、イベントで書くとしたらバレンタインです。
お楽しみに!!