みゃくじゃ・アイの福音の世界観について

 元々、私みゃくじゃは絵師でして、その性癖を軸に、宗教とSFを混ぜた結果の世界観となっています。

 次回作である「地獄に咲く美しき天蓋の花」の冒頭に描かれていますが、本当は理想郷を書きたかったのです。(なるべく万人向けになるように製作中ですが作者に問題があるのでなんとも……)
 少しでも私の作品を見た方からすれば、「どう考えてもディストピアだろ!」と罵リたくなるでしょうが、仕方なかったのです。宗教とSFを混ぜたらどうしてもその段階が必要不可欠になってしまったのです。

 なんかロー中心に回っていない?という疑問を持たれた方もいらっしゃるでしょうが、それもそのはず。アイの福音の本編の主人公は紛れもなくローです。現在電撃文庫の方に提出していて結果待ちの状況です。
 
 時系列的には本編からどんどん過去編を書いていく所存です。
 そもそもですが、本編が「わかりにくい」と言われ、「子供たちの悪夢と大いなる救済」を書き、それでも展開が早いという指摘を受けての「地獄に咲く美しき天蓋の花」という感じなのですよね……
 一応プロット的な何かは出来上がっているのであとは書くだけです。
 お待ちしていただけるとありがたい限りです。

2件のコメント

  • 自作品をレビューいただいた者です。ありがとうございました。

    「子供たちの悪夢と大いなる救済 アイの福音」を一読完了、
    味がある作品だなと思いました。

    その味って「わかりにくさ」によるところもあったと思うんですよ。
    (「宗教とSFを混ぜた絵画的感覚の世界観」であればそれも納得)

    例えばダン・シモンズの『ハイペリオン』だって、
    フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の~』だって、
    「わかりやすい」作品ではなかったと思います。

    だけど、できるだけ多くの人に読んでほしい……
    そのためには「わかりやすい」方がいい……
    難しいところですよね。
  •  読了ありがとうございます!
     ここまでのレビューしていただき本当に感謝です!
     色々な要素(独自宗教に異常発展科学)のわかりにくさはある程度しょうがないのに加えて、その価値観に縛られてしまっているので、そこはその味をいただいて欲しいとしか言いようがないのですが。
     やはり自分も修行の身。単純な描写不足によるものもあるのでそこは改善点なのだと、今回の企画で思い知らされました。
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