• 二次創作

二週間ぶりの更新です。

 『キョンがアホだった場合の涼宮ハルヒの憂鬱』、第10話~第15話を無事更新しました。いやあ、さすがにしんどい。

 なんでこんなアホなことになったのかといいますと、本当は2話ぐらい(第11話あたりで)でまとめる予定だったものを書きだしたところ、あれよあれよと話が膨らんでしまったためです。あと、区切りの良し悪しでうまく切れなかったり、逆にすっきりきれてしまったり。ただ、どうしても今日中に第6話の冒頭のくだりを回収したかったため、壊れた蒸気機関車のごとく書き進めました。まあそんなことで各話振り返り。

 第10話は最初、みくるさんがキョンに説明している途中で泣いてしまう話を書いてました。泣くというかしゃっくりあげるというか。うまく伝えられないもどかしさに耐えられず…と途中まで書いてて、「それは言うほど朝比奈さん(大)か?」と考え直しました。というより、みくるさんがここで泣いてしまうと、アホなキョンくんといえども正気に戻ってシリアスな方向に物語が転がってしまう危険性が出てくる(私が物語をライブ感で書いているせいで、筆のコントロールが効かない時がある)ので、もう少しキョンくんを暴走させるためにみくるさんを少し変えました。あと、この回でようやく胸の大きな未来人の女性を『みくるさん』と呼ぶことにしております。彼女が本当に原作に出てくる朝比奈さん(大)なのかは別にして、ようやく相手を呼びかけることができるようになったので一気に書きやすくなりました。

 第11話でようやく長門さんが登場します(名前のみ)。第6話の冒頭に書いた、キョンが長門さんに会話した言葉はここで知ることになります。(長門さんが最初にキョンと会話したのはハルヒがキョンを部室に連れてきた時の自己紹介やそのうち部室を叩き出されるかもしれないぞというくだりですが、まああれはハルヒを介した会話のような面があり、一対一での会話は第11話で書いた話のはずです。長門さんにとってどちらが思いで深いかというと若干後者かなという判断でこちらを採用しました。どうしてみくるさんが知っていたのかは、読み手の想像にお任せします)第11話のオチは、書いてみたら思いのほか落ちたのでここで一区切りにしました。

 第12話はジャンプネタをいくつか混ぜました。ちょっとした箸休めのパロディーのようなものです。第10話でもちょっと触れましたけどね。そしてこの回でまたイレギュラーキャラを登場させました。なんというか、書いているとみくるさんだけだとこのキョンを抑えきることができない感じがするので、キョンの首根っこを摑まえられるキャラクターを投入しました。まあここでそのキャラが出ると後々そこからまた歪が出てしまうのですが…。まあなんとかします。ちなみに、キョンは彼女のことを苗字と役職は覚えてますが、フルネームでは覚えていません。まあ特に問題ないはず。

 第13話ではある意味お助けキャラ回です。文字通りの意味でキョンを助けてくれます。というか普通に良い人です。ただ、キャラクターの性格がよく分からないので私もどう書き表せばいいのか正直まだ迷っています。参考にしているのは原作暴投と続巻の2冊ほどと、あと長門有希ちゃんの消失になりますね。そしてこの話のキーワード、『涼宮ハルヒ』という名前を今更ながらここでようやくキョンは覚えます(第13話)。普通の人間なら流石にもうこの名前は忘れないでしょうね、これだけ痛い目をみれば。まあ彼が普通かどうかは判断が分かれるでしょうけど。

 第14話でようやく、ようやく第6話の冒頭ネタの回収ができました。長かった…。まあそれを言いだすと長いので他の話を。『全身が小刻みに震えている』というのはワンパンマンのキング vs アトミック侍ネタです。通じていれば嬉しいですが、流石にちょっと分かりにくかったかも(そのため二回ネタとして出しました)。そしてこの回は原作にもあった『女子と肩を並べて下校する』、いわゆるデート回です(これをデート回と言い張る勇気)。そしてこのキョンくん、うまいことハルヒさんをショートカットにすることに成功します。これにはみくるさんも笑顔です。(まあこの話ではみくるさんが笑顔のシーンはかなり希少なので、最後の笑顔にならないことを祈ります…まあ書くのは私なんですけど)

 という感じで第10話から第14話の振り返りです。さて、書いておいてなんですが、このキョンくん、物語の主人公としてはだんだんウザさが強く出つつあるような気がしています。原作のキョンの深みを削ったので、浅いキャラになってしまうのはある程度予想していたのですが、アホな以外は原作に近い魅力を持たせられれば…と頑張っているものの、どうにも私の筆の力が足りていないようです。書き続けていけば表現力がだんだん付いてくるのかもですが、それまでに話が完成してしまうような気がしてキャラクターに申し訳ないような…まあそれを言い出すと全く書けなくなるので適当に自分を誤魔化しつつ、なるべく間があかないように書いていければと思います。

 またしてもだらだらと長くなりましたが、第15話(もう15話なのか…)でお会いしましょう。お読みいただきありがとうございました。

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