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周辺うろうろ

おばさんの国家機密級の用事がまだまだかかりそうなので、タブレットを持って隣の神社の前でキーボードをたたく。
さほど大きくもない石造り鳥居の向こうには、早朝の爆弾低気圧で吹き飛ばされた、イチョウと御神木の杉の葉が散乱し、塊となって参道に降り積もっている。
背後からは陽の光がふりそそぎ、風もあるけど日光が当たる範囲だけは暖かい。
もうそろそろ正午。
大阪に帰る前に、田舎の風景をこの目に焼き付けたいと思う。

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