ラノベとそうでないものの違いが、未だによく分かりません。
正直、分ける必要なんかないと思うのですが、今日、ラノベ専門サイトが開設されたというのを聞いて、ふと思ったんです。
ここまで小説サイトが乱立する中で、敢えてラノベ専門サイトを開設するというのも、一体何を目指してのことなのか・・・
同じ運営会社がやっている文芸専門サイトが、いまいち盛り上がりに欠けているからなんでしょうか。
小説サイトのランキングを眺めていると、一般にラノベと呼ばれるものには「1.5次創作」が多いように思えます。つまり既存の設定を土台にしたものということなのですが、世界観を一から構築するのはかなりの労力を必要としますから、量産しようと思うのならそうなるのでしょうね。
そして、そういう新しい世界観を持つ作品は読む方にとっても労力が必要です。コミックの方が、映像をダイレクトに伝えることができるので、新しい世界観を伝えるのには小説より向いているのかもしれません。
一方で、これはガンダムUCを見て改めて思ったのですが、小説のメリットは、ページ当たりの情報量といえるでしょうか。同じ情報量をコミックやアニメで表現しようとすると、「尺が足りない」状況に陥ります。その分労力も必要になりますしね。
つまり、イラスト付きの小説というのは、非常に効率のいい創作だと、改めて思った次第です。