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「ワニ騒動」で知る、己の稚拙さ

世間を少しばかし騒がしている「ワニ」ですが、「仕込みの有無」は別にして、あの話の注目ポイントは「死ぬまであと〇〇日」であることは間違いないでしょう。
「ヤマト」のように「それを回避するための過程」ではなく、「確定事項へと進む過程」と言うのがミソであるようです。

これは一つの物語を自分で書いてみてやっと気が付くことだと思うのですが、ヒッチコックの偉大さと、リゼロがなぜ面白いのかについて、改めて気付かされました。
「死に戻り」というのは、よくできた「仕掛け」ですね……「確定」と「回避」を両方見せることができ、かつ「次はどちらなのか」という興味を読者に持たせることができる「仕掛け」になっています。
いやあ、すごいすごい!
それに代わるような仕掛けを思いつくことができたら、いいのになぁ。

ええ、ええ、骨折さん様の反応を見て気が付いたのです。
まさに読者様は神様です!

『アイサ』はあれでいいとおもっていますので、次回作は、その点を工夫しようと思ってます。

何の話かって? 「サプライズ」と「サスペンス」の違いというやつでございます。興味のある方は、「ヒッチコックの映画術」で検索を!

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