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今度出す短編の一部

「どうしてこの曲が嫌いなの?」
「そうね、美しすぎるからかしら」
「じゃああなたは自分の事が好きなの?」
「そうかもしれないわね」
「だったら僕の事は大好きなの?」
自分で言ってドキリとしました。前に読んだ本に直接的すぎる問いは良くないと書いてあったのにすっかり忘れていた様です。
思わず口を手で押さえた僕を見て、女の子は
猫を撫でる時みたいに笑います。そして、窓から羽が落ちる様に下りると、僕に近づいて「やめよ、そんないじわるな質問。嫌な大人になってしまうわ」と言いました

━━━━━「どうせ青春」より引用
完成までもうちょいお持ちください

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