そして二人は次の星、次の物語へ。
『序章』、『遺り物の星』、『星を渡る舟』はちょうど文字数も十万文字ちょっとの240ページ分くらい(文庫本の書式想定)とラノベの一冊目っぽい空気感となりました。『遺り物の星』の分量が事故である以上、ただの偶然ですが。小説に限らず物語はこういう偶然があるのは面白いなと思います。
唐突な余談ですがアニエスとフィーネの名前の表記について。アニエスの名前はフランス語読みと英語読みで、フィーネのフルネームはイタリア語とギリシャ語が混ざっています。
実在の言語における綴りに直すと《Agnes Sunlight》と《Fine-Nova Cosmos》というところ。
また、本編は筆者が日本語しか書けないので日本語で書かれていますが、設定上は全く違う現実に存在しない言語で会話しています。諺など諸表現も同様で、本代末が意訳している……という体裁でお読みください。
次の物語は『巨大な星』。
肩の力を抜いて書いている話で、更新はもう始まっています。
それでは、今後とも二人の旅をよろしくお願いします。